〔特集〕華麗なる「パフェ」の世界 見て食べて幸せになるパフェのブームは、落ち着くどころかますます白熱中。フルーツのおいしい季節に各店の自信作が勢ぞろいしました。パーツの図解を見ながらいただくのも楽しいもの。ぜひこの夏、お出かけください。
前回の記事はこちら>>・特集「華麗なる「パフェ」の世界」の記事一覧はこちらから>>
日本茶とのペアリングを楽しむ
日本茶が持つ味わいを、変幻自在に表現して「ヴェールはなれ」
左上:メロンと北命(ほくめい)生葉アイスのパフェ 2750円 右下:ミニ茶畑パフェ 1300円
東京・神楽坂にある、日本茶を織り交ぜたデザートコース専門店「ヴェール」の姉妹店がこちら。
オーナーパティシエの田中俊大さんが生み出す、日本茶を使った奥深いパフェが堪能できます。
生茶葉を使った旨みの濃いアイス、八女抹茶を練り込んだ白玉など日本茶の魅力を独創的な表現で引き出し、新たな楽しみ方に気がつかせてくれます。
パフェに合わせて日本茶ペアリングも。「メロンと北命生葉アイスのパフェ」にはアイスと同じ葉から作った高梨茶園産の「ほくめい」(左)がおすすめ。「ミニ茶畑パフェ」には浅煎りのほうじ茶、松雪園茶舗産「白川茶」(右)が合う。日本茶各1100円~。
●メロンと北命生葉アイスのパフェ摘みたての「ほくめい」のフレッシュな新芽を使用したアイスが中に。生葉はメロンに似た風味があり、宮古島産メロンと好相性。
●ミニ茶畑パフェ大葉のアイスに、燻製した濃厚なバスクチーズケーキを絞り、仕上げに八女抹茶をたっぷりと。夏の段々畑の情景をイメージして。
ヴェールはなれ住所:東京都台東区浅草3-38-1 奥浅草ハイブリッド1A
TEL:なし
営業時間:15時~17時15分(LO)
定休日:火曜・水曜・木曜
予約サイトで予約可 15時~、16時半~の2部制
※12時~13時30分は完全予約制のデザートコースのみ
添えられたお箸にもてなしの心が宿る「鎌倉倶楽部茶寮 小町」
枇杷パフェセット 3000円
小町通りの喧騒が噓のような落ち着いた店内で、日本茶やお茶のカクテル、甘味が楽しめます。パフェは2か月替わりで、ペアリングしたお茶とセットに。
中にはフルーツと同じ産地のお茶を合わせることもあり、「同じ土地の土や水を共有する植物同士の相性にはっとします」と店主の齋藤亜紀さん。
食べやすくお箸とスプーンが添えられます。
お茶のカクテル「茶クテル」Rは終日楽しめる。右の「檸檬スカッ酒」は煎茶に瀬戸内産レモンジンを、左の「紅茶スカッ酒」は宮崎県北西部・五ヶ瀬町の和紅茶にコアントローを加えたもの。ノンアルコールにもできる。各1500円。
●枇杷パフェセットびわの上品な味や香り、ほのかな酸味を引き立てるため、お茶はさわやかさと香ばしさを併せ持つ鹿児島県産の「霧島」をペアリング。
鎌倉倶楽部茶寮 小町住所:神奈川県鎌倉市小町2-10-19 二ノ鳥居ビル1階
TEL:0467(23)1000
営業時間:11時~21時半(LO)
定休日:木曜
予約可(土曜・日曜は不可)
(
この特集の記事一覧はこちらから>>)