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まるで樹上の家(ツリーハウス)のような眺望! 軽井沢を第二拠点とする豊かな暮らし拝見

2024.08.16

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〔特集〕軽井沢を選ぶ理由 名門避暑地、軽井沢の人気は高まる一方です。従来型の別荘需要にとどまらず、定住者が急増していることが最近の大きな傾向です。自然に親しむライフスタイルを愉しむ人々、そして軽井沢通の間で評判になっている美味処やスポットなど、ますます活気づく軽井沢の最旬の魅力を紹介します。前回の記事はこちら>>

・特集「軽井沢を選ぶ理由」の記事一覧はこちらから>>

名門避暑地の愉しみは自然に浸ること
自然を愉しむ 優雅なライフスタイル拝見

自然を何よりも尊び、そこに溶け込む暮らしこそが、名門避暑地、軽井沢の本来の目的であり、愉しみです。明治期、西洋人によってもたらされた「健康保養地」「リゾート」という概念は、この地に根付き、恵まれた風土を生かした豊かなライフスタイルが形を変えて今に受け継がれています。自然を享受し、趣味に生き、人生を愉しむ軽井沢の流儀と最旬の愉しみを探訪します。

樹上の家(ツリーハウス)のような眺めを分かち合う喜び/Kさん(経営者)

高台にある別荘は、森に浮かんでいるかのような浮遊感も心地よい。10人で囲めるテーブルは仕事でも活躍する予定。パーティの準備を終えたご夫妻はゲストを待ちながらテラスで談笑中。

高台にある別荘は、森に浮かんでいるかのような浮遊感も心地よい。10人で囲めるテーブルは仕事でも活躍する予定。パーティの準備を終えたご夫妻はゲストを待ちながらテラスで談笑中。

遊びと仕事の“第二の拠点”

東京で会社を経営するKさんが、軽井沢のマンションに代わる別荘を建てる土地を探し始めたのは2020年。


「何十か所も見ましたが、これはと思える場所がなくて。軽井沢では繁忙期は工事ができないため、完成までに2年かかるといわれていたこともあり、気が急くばかりでした。そんなとき、ほぼ完成していたこの別荘を紹介され、即決したんです」。

森の緑に囲まれたK邸の広々としたデッキテラス。木の香りや鳥のさえずりなど五感で自然を感じるには、野外テラスが一番だが、急な雨に備えた屋根付きスペースがあると理想的。手前のソファはベルギー、トリビュの「トスカ」。

森の緑に囲まれたK邸の広々としたデッキテラス。木の香りや鳥のさえずりなど五感で自然を感じるには、野外テラスが一番だが、急な雨に備えた屋根付きスペースがあると理想的。手前のソファはベルギー、トリビュの「トスカ」。

Kさん夫妻の心をとらえたのは、アクセスのいい好立地ながら、周囲より少し高い位置に建つがゆえのプライベート感と眺望のよさ、そうした利点を最大限に生かした設計でした。

別荘を手がけたエムズ・アーキテクツ代表の高橋昌宏さんは、「私自身の別荘として考えたときの理想を追求した自信作。よいご縁でお譲りできてよかったです」と話します。

愛車のフェラーリでゴルフへ。「一人で行くとき専用です。ゴルフバッグ2つは載りませんから」。山の斜面を削って造った駐車場と、玄関へのびる長い階段はKさんのアイディア。

愛車のフェラーリでゴルフへ。「一人で行くとき専用です。ゴルフバッグ2つは載りませんから」。山の斜面を削って造った駐車場と、玄関へのびる長い階段はKさんのアイディア。

ご夫妻の軽井沢生活の中心は共通の趣味であるゴルフ。独立した二人のお嬢さんも一緒に愉しむといいます。

「軽井沢ゴルフのよさは、なんといっても夏場の涼しさ。7、8、9月はほかではプレーできません」とKさん。

また、小一時間ほど散策をしてから、気に入っているお店や、人から薦められたお店で食事をすることも多いのだそう。

「熊野皇大(こうたい)神社から旧軽井沢まで続く遊覧歩道がとてもいいんです」と奥様が嬉しそうに教えてくれました。

「フレックスフォルム」の家具で統一されたシックなリビングルーム。

「フレックスフォルム」の家具で統一されたシックなリビングルーム。

寝室や浴室は、敷地の勾配に合わせてリビングのあるフロアより1.75メートル下がったところに。階段を数段下りるだけでプライベート感が高まる。湯船に浸かった際、目の高さにもみじの葉が広がる絶景のバスタブはジャグジー付き。石の壁は玄関やテラスと共通で、別荘全体に一体感を持たせている。

寝室や浴室は、敷地の勾配に合わせてリビングのあるフロアより1.75メートル下がったところに。階段を数段下りるだけでプライベート感が高まる。湯船に浸かった際、目の高さにもみじの葉が広がる絶景のバスタブはジャグジー付き。石の壁は玄関やテラスと共通で、別荘全体に一体感を持たせている。

もう一つ、Kさんがこの別荘に求める役割が“仕事の第二の拠点”。

「いい発想は、いい環境でこそ浮かぶもの。夏は軽井沢で行うイベントも多いので、できれば7、8月はここをベースにしたいですね。役員会ができるように選んだテーブルで会議をして、その後、テラスでバーベキュー。そんなふうに過ごせたら」。

生き生きと語るKさんにとって、軽井沢の別荘は公私両面においてなくてはならない存在です。

(次回へ続く。この特集の記事一覧はこちらから>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2024年09月号

家庭画報 2024年09月号

撮影/本誌・坂本正行 スタイリング協力/山田喜美子

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