古都の源泉に癒やされる雅なリゾートへ［バンヤンツリー・東山 京都］

お隣には清水寺、そして高台寺。いくつかの鳥居をくぐり抜け、霊山観音を愛でながら東山の裾野を上ると、今年夏に開業した「バンヤンツリー・東山 京都」の大庇が見えてきます。

隈 研吾氏デザインのエントランスの大庇。

到着するまでにも存分に京都情緒が味わえるこのデスティネーションは、かつて「京都でお月見をするには最高の場所」ともいわれたエリアだとか。ワールドレベルの高級リゾートホテルなどで知られるバンヤン・グループが日本初進出の場として選んだのは、京の歴史や伝統が感じられ、豊かな自然も満喫できる場所でした。

東山山麓に寄り添うように建つホテルには、「幽玄」を感じさせる静謐な雰囲気が漂います。自然と人間、来世と現世を繫ぐイメージから設けられた、隈 研吾氏デザインによる「Noh Stage」（能舞台）も圧巻。

東山の自然に溶け込んだ「Noh Stage」は、ホテルの核。ロビーや客室、レストランからも望める。今後は様々なパフォーマンスが行われる予定。

天然温泉がこんこんと湧く「バンヤンONSENリトリート」をはじめとした52の客室、京都市内では希少な天然温泉の大浴場、ホテルの代名詞ともいえるスパなど、どの空間に身を置いても、清らかに浄化されていくような気分に。京都の静かなリトリート、特等席の誕生です。

「バンヤンONSEN リトリート」のゆったりとしたバスルーム。檜の大きな浴槽には、京都市内では希少な自家源泉の天然温泉が。

肌ざわりのいい浴衣にもバンヤンツリーのマークが。

メニューも豊富なスパ。

晩秋からはアフタヌーンティーも開始。白味噌カステラ、わらび餅、鯛味噌のブルスケッタなど和のテイストが満載。

バンヤンツリー・東山 京都

京都市東山区清閑寺霊山町7　
電話　075（531）0500
［基本料金］1室2名利用で1泊1室20万円～　ご紹介した「バンヤンONSENリトリート」は同47万8300円～（朝食付きのほか特典あり。いずれもサービス料・入湯税込み、宿泊税別）　

URL：https://www.banyantree.com/ja/japan/kyoto