〔特集〕軽井沢を選ぶ理由 名門避暑地、軽井沢の人気は高まる一方です。従来型の別荘需要にとどまらず、定住者が急増していることが最近の大きな傾向です。自然に親しむライフスタイルを愉しむ人々、そして軽井沢通の間で評判になっている美味処やスポットなど、ますます活気づく軽井沢の最旬の魅力を紹介します。
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名門避暑地を愉しむ
話題のスポット&美食の新潮流
いつ訪れても新しい出会いと発見がある軽井沢。豊かな自然と、避暑地としての長い歴史と格式が、“新しい何か”を生むパワーを引き寄せているのかもしれません。今年の夏訪ねたい、“軽井沢の今”をお届けします。
仏(フランス)仕込みの本格スイーツを苔庭で
クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢(旧軽井沢)
「2024 夏のデザートセット」のうち、写真は苔庭をイメージしたシューアイス「プロフィトロール~サワーチェリーの躍動~」3300円(サービス料別)。ホットチョコレートをお好みで。
2021年7月にオープンして以来、軽井沢らしい苔庭を目の前に食事を愉しめると人気の「クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢」。
そんな森のレストランが2024年4月、パリでミシュランの星つきレストランのシェフ・パティシエを歴任し世界的に活躍する長江桂子さんを総料理長に迎えました。
「軽井沢を拠点に、長野県には直接自分の足で行ける所にたくさんの生産者の方がいます。実際に畑に行って食材を採らせてもらったり、県内の本格的な工房でオリジナルの生ハムを仕込んだりもしています。畑でインスピレーションを受けて季節を感じながら、生きた料理を作ることができるのはこの場所ならではの魅力です」と話します。
「2024 夏のアフタヌーンティー」(1名8800円、サービス料別)には、信州天然氷のかき氷も。
長野県産のぶどうとりんごをブレンドしたオリジナルの「シードル・ワイン」。右は750ml、3300円。
季節のデザートを手がけるのは、総料理長就任前の2023年に特別に開発提供してから4度目。
「この夏はわかりやすいものにしたいと思い、フランスの定番菓子をアレンジして2種を考案しました」と長江さん。
ディナーの営業も始まり、パリでの経験と日本人の感性、そして軽井沢の地の魅力を掛け合わせた唯一無二の食事を堪能できます。
木を一本も伐採することなく、森と動物との共生を目指して建てられた。苔庭でリスを見ることも。
クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢680-1
TEL:0267(46)8037
営業時間:デザート11時30分~16時、アフタヌーンティー11時30分~15時(ともにLO)
定休日:不定休
※予約優先
(次回へ続く。
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