〔特集〕軽井沢を選ぶ理由 名門避暑地、軽井沢の人気は高まる一方です。従来型の別荘需要にとどまらず、定住者が急増していることが最近の大きな傾向です。自然に親しむライフスタイルを愉しむ人々、そして軽井沢通の間で評判になっている美味処やスポットなど、ますます活気づく軽井沢の最旬の魅力を紹介します。
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名門避暑地を愉しむ
話題のスポット&美食の新潮流
いつ訪れても新しい出会いと発見がある軽井沢。豊かな自然と、避暑地としての長い歴史と格式が、“新しい何か”を生むパワーを引き寄せているのかもしれません。“軽井沢の今”をお届けします。
ジャパニーズウィスキーの体験型施設(ニュースポット)
小諸蒸留所(小諸)
さくらんぼの「フレッシュ・フルーツ・モクテル」(ノンアルコール)1100円(右)と「KOMORO ニューボーン×ヨウカン・オ・ショコラ」1500円。
ジャパニーズウィスキー生誕100周年の2023年7月、ウィスキーの奥深い魅力を体験できる施設が小諸市にオープンしました。
立役者はウィスキーの造り手として世界的に名高いイアン・チャンさん。小諸でウィスキーを造るため、台湾から移住した情熱の人です。
製造エリアで品質チェックをするマスターブレンダーのイアン・チャンさん。
「冷涼な気候と程よい硬度の浅間山の水、細部まで気を配る日本人の精神性をもって、風味豊かで世界に誇れるウィスキーを造ります」。
熟成庫。香りの決め手となる樽はアメリカのバーボン樽やスペインのシェリー樽など約20種類。小諸蒸留所産ウィスキーの初出荷は2026年の予定。
施設は蒸留所とバー、ショップ、熟成庫からなり、「コモロ エクスペリエンス」(入場券、製造ツアー、ウェルカムカクテル)か「コモロ アカデミー」(入場券、製造ツアー、ウイスキーアカデミー)を選択。
ポットスチル(蒸留器)を眺めながら、熟練のバーテンダーとお酒談義をするのもいい。
バーではウィスキーの原酒「ニューメイク」や熟成期間3年未満のウィスキー「ニューボーン」、モクテル、スイーツ、軽食などを提供。お酒を飲めない人も十分愉しめます。
小諸駅から車で10分の田園地帯にある。送迎サービスも利用可(要予約)。
小諸蒸留所住所:長野県小諸市甲4630-1
TEL:026(748)6086
営業時間:10時~19時(最終入場18時、バーは18時30分LO)
定休日:不定休
「コモロ エクスペリエンス」2500円、「コモロ アカデミー」3800円~
※予約推奨
※営業日は公式サイト(
https://komorodistillery.com)のニュース欄でご確認を。
(次回へ続く。
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