優しげにまとう｢竺仙（ちくせん）｣特注の紅型の帯

江戸小紋を可愛く見せる竺仙（ちくせん）好みの色にこだわって

琉球紅型といえば、南国らしい鮮やかな色彩が魅力。その艶やかな美しさにファンが多いものの、都会で着こなすにはやや主張が強いと感じてしまうことも。

そこで「竺仙」は、琉球紅型作家の故・知念貞男さんに協力を仰ぎ、江戸小紋に似合う紅型帯を長年に渡り制作。今は貞男さんの孫で、知念紅型研究所の十代目・冬馬さんが手がけます。紅型の伝統技法を駆使しながらも、構図や色彩が現代的に洗練された冬馬さんの作風は、江戸小紋をはじめとする繊細な柄行きのきものとも相性がよく、今様の着こなしにしっくりとなじみます。

竺仙好みの色彩で染められた琉球紅型や藍え ー型が たの帯は、いつもの装いに温かみや可愛らしさをひと匙加えるエッセンスとなることでしょう。

紅型らしからぬ趣ながらも確かな技が光る通好みの帯

右・琉球藍を使った藍型の帯。グラフィカルに配された菊と笹が端正な表情。左・本場結城紬に、朧型の技法で桜の枝花と流水文様を立体的に染め分けた、精緻な美が宿る一本です。

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竺仙　
電話　03-5202-0991
URL：https://www.chikusen.co.jp/