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「カルティエ」における不変の存在。メゾンがこよなく愛する豹のモチーフ「パンテール」

2024.09.19

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時を超えて輝く価値あるジュエリー 身に着けるととたんに高揚感に包まれ、心まで輝きで満たすジュエリー。その魅力をあえて一言でいうなら、それは「時を超える」ということではないでしょうか。最高級のジェムストーン、伝統のサヴォアフェール(職人技)、高名なデザインや受け継がれるスタイルなど、過去から未来へと繫がっていくジュエリーの価値について考えます。前回の記事はこちら>>

Cartier(カルティエ)
独創性溢れる不変のスタイル

「カルティエ」における不変の存在として今に受け継がれるのが、メゾンがこよなく愛する豹のモチーフ「パンテール」です。

登場したのは1914年のこと。始まりは、ブラックオニキスで豹の黒斑を表現した、シンプルなプラチナウォッチでした。その後ルイ・カルティエが“ミューズ”と崇めたクリエイティブディレクター、ジャンヌ・トゥーサンの手により、パンテールは具象的な姿とともに命を吹き込まれ、さらなる進化を果たしていくこととなります。

自らも“ラ パンテール”と呼ばれたトゥーサンは、独創性に満ち溢れ、女性の社会進出の先駆けとして活躍した人。そんな彼女の人生に重ねられるかのように、パンテールは、カルティエの自由な創造力そのものを語る存在として愛されていきます。


トゥーサンが確立した野性味ある表現と、メゾンの礎となるグラフィカルな美を宿したパンテール。永遠のスタイルとなったこの美しき豹は最新のハイジュエリーにも登場し、現代女性の心を捉えて離しません。

まるで彫刻のように美しい芸術的なシンボル

大粒のイエローダイヤモンドのビーズに顔を寄せる愛らしい豹は、オニキスの周りに“ペラージュ セッティング”と呼ばれる細工を施すことで、柔らかい毛並みをも表現。ネックレスに用いられた見事なエメラルドビーズも、実にカルティエらしい仕立て。

最新ハイジュエリー「ナチュール ソヴァージュ」コレクションから、ネックレス(WG×YG×ダイヤモンド〈ファセットカットのビーズ1石19.05ct〉×ジャスパー×オニキス×エメラルド計330.29ct)2億9964万円(参考価格)/カルティエ(カルティエカスタマー サービスセンター)

●お問い合わせ
カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-1847-00
URL:https://www.cartier.jp/ 

この記事の掲載号
『KATEIGAHO JOURNAL(家庭画報 ジャーナル)』
2024年9月7日発行号(非売品/Free)

『KATEIGAHO JOURNAL(家庭画報 ジャーナル)』は、雑誌『家庭画報』より発行する定期タブロイドメディアです。ワンテーマに特化した内容で、皆さまをラグジュアリーな世界へご案内します。

一部地域の新聞折り込みのほか、家庭画報本誌を年間購読いただいている方にも、本誌に同梱してお届けします。 次号は12月発行予定。この機会にぜひ年間購読をご検討ください。◆家庭画報年間購読のご案内はこちら→

Photo: Fumito Shibasaki〈Donna〉 Styling: Mie Abe Text: Aki Nogami

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