上質なカジュアルさが心地よく贅沢な滞在に
「この土地の歴史や文化に触れる体験ができるのはとても貴重で素晴らしいことですね」── 松嶋菜々子さん
ホテルから車で約25分。横山展望台からの眺め。緑の森と青い海が入り組む、伊勢志摩国立公園独特の美しい風景に目を奪われて。
志摩半島の海を訪れたのは初めてと語る松嶋さん。
「深いエメラルドブルーの海の色がとても印象的で、こんなにも静かで素敵なところがあるのかと感動しました。COVA KAKUDAで滞在したヴィラは、カジュアルながらも非常にセンスがよく、居心地も素晴らしかったです。新しいので木の香りも楽しめました。いかにも豪華というわけではなく、今の時代の“贅沢”が味わえるリゾートだと感じました。部屋にサウナがあるのも嬉しく、敷地内のサウナに入った後に、英虞湾の海に入れたのもよい経験でした。SUPや薪割りなど、ここならではのアクティビティも興味深かったです。サンセットクルージングでも素敵な時間を過ごせました。東京から少し時間はかかりましたが、ここならではの非日常を味わえて、命の洗濯ができました。次は3泊したいですね(笑)」。
「ここでしか味わえない美味しい料理に感動しました。しかも10品もいただいたのに翌朝はすっきり。体に優しいお食事ですね」とディナーを召し上がった松嶋さんも絶賛。シャツ37万5100円/ブルネロ クチネリ(ブルネロクチネリ ジャパン) ピアス75万3500円 リング77万円/ともにブシュロン(ブシュロン クライアントサービス)
志摩生まれ・志摩育ちの松本守料理長による、地元の恵みをふんだんに使った料理。自家製の酒粕に漬けた真珠貝をスモークし、塩クリームと一緒にクレープで包んだ「嘉蔵のお財布」や、柔らかく炊いて備長炭であぶった地元産の鮑を、肝のもどし汁と黒海苔を加えたソースでいただく一皿(上写真)など全10品のコース。
写真は「嘉蔵のお財布」。
地元の農家や漁師さんから食材を仕入れるだけでなく、敷地内で野菜やハーブを育て養蜂も行っている。
入り江を臨む木製サウナ(上)と、メディテーションもできる真っ暗な石のサウナがあり、いずれも周囲の森のウバメガシの薪ストーブを使用する本格的なもの。温まった後は海に飛び込むこともできる。ヴィラ「MIHARASHI」と「HAMAAGE」にはプライベートサウナも。
ホテル所有の船で行く英虞湾のクルージング。真珠の養殖筏や漁船など地元の日常が見られるのも楽しい。アクティビティはすべて宿泊料金に含まれる。
ホテルのアクティビティの一つ、真珠の核入れを体験する松嶋さん。ここでは主にアコヤ貝のベビーパール(上)を育てているのだそう。
「こちらのホテルが誕生するまでのストーリーをお聞きして、実際に真珠に触れ、核入れの体験をさせていただき感銘を受けました。志摩の営みがここに滞在する人に伝わる、素晴らしい試みですね。今後も持続的に自然が守られ、発展されることを願っています」。シャツ14万4100円 スカート13万9700円 ピアス22万7700円/すべてロエベ(ロエベジャパン クライアントサービス)
英虞湾をダイレクトに楽しめるSUPやシーカヤックも人気のメニュー。
夕暮れ時のヴィラ、「OKI」と「TAKA」。車の音など一切聞こえない、静寂を楽しむ。夜には驚くほどの満天の星が望め、ホテル主催の星空観測もある。
COVA KAKUDA住所:三重県志摩市志摩町片田1397-14
TEL:0599(52)0231
料金:1室2名利用で1泊2食・アクティビティ参加料金を含むオールインクルーシブで1名12万1000円~(サービス料込み、アルコール飲料は別途)
全4棟
IN14時/OUT11時
(次回へ続く。
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※本特集内に記載している料金は原則として1室2名利用時の、1泊朝食付き、または2食付き1名の最低料金です。時期や部屋により宿泊料金は変わります。別途サービス料、入湯税、宿泊税などがかかる場合があります。INはチェックイン時間、OUTはチェックアウト時間を表しています。時期により料理内容が変更になる場合があります。