〔特集〕美味しい! 家庭画報 秋のレシピブック 創刊より『家庭画報』では、四季折々の恵みや土地の食文化への敬意、大切な方と食卓を囲む豊かな時間を想い、料理レシピを発信してきました。秋の恵みを満喫する、もう一度作りたい名品レシピをお届けします。
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大原千鶴さん(料理研究家)の「栗のお赤飯」
『家庭画報』2018年10月号より(撮影/鈴木一彦)
秋の到来を告げる栗。イガから取り出した実は初々しく、美しいものです。たくさん作ってご近所さんにお分けするととても喜ばれる「栗のお赤飯」を、炊飯器を使ったレシピで教えていただきました。
材料(21cm角の重箱1つ分)と作り方(1)あずき1/2カップは洗って4倍量の水とともにゆでる。10分ほどゆでたらいったん湯を捨てて新しい水に替え(渋抜き)、また20~30分ゆでる(赤飯のときは豆を指ではさんで、力を入れるとつぶれるくらいの堅めのゆで加減にする)。ゆで上がったらざるに上げ、ゆで汁もとっておく。
(2)もち米3合はきれいに洗ってざるに上げ、粗熱を取った(1)のゆで汁につけて3時間ほどおく。
(3)栗8~10個(250g)をボウルに入れ、たっぷりの熱湯を入れて粗熱が取れるまでおく。鬼皮と渋皮をきれいにむき、水につけておく。
(4)炊飯器に(2)のもち米を入れ、このとき(2)のつけ汁も一緒に、おこわを炊く水加減(米にひたひたの分量)まで入れて、塩小さじ1を入れて、ざっとひと混ぜする。(1)のあずきをのせ、その上に水気をきった(3)の栗をのせる。あれば「おこわモード」で、なければ普通に炊く。
(4)炊けたらすぐに重箱に移し、湯気を逃がしつつ表面が乾いて硬くならないように、ふたをはすかいにのせておく。
(次回へ続く。
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