〔特集〕美味しい! 家庭画報 秋のレシピブック 創刊より『家庭画報』では、四季折々の恵みや土地の食文化への敬意、大切な方と食卓を囲む豊かな時間を想い、料理レシピを発信してきました。秋の恵みを満喫する、もう一度作りたい名品レシピをお届けします。
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脇屋友詞さん(「Ginza脇屋」オーナーシェフ)の「森のきのこと海の幸のあんかけ炒麺」
2008年11月号より(撮影/尾田 学〈料理〉、久間昌史〈人物〉)
好みのきのこを複数種組み合わせて、鶏や豚ひき肉とともにうまみを引き出した万能スープ。炒麺はもちろん、ラーメンや八宝菜、鍋ものなどにも重宝します。いつもの料理にぐっと味の奥行きが深まります。
材料(2人分)と作り方
(1)中華蒸し麺2玉をボウルに入れて醬油小さじ1、ごま油大さじ1を加えてほぐす。電子レンジ600Wで2分加熱する。
(2)フライパンにサラダ油少々を入れ、(1)の麺を広げて両面がこんがりするまで焼く。ペーパータオルの上に取り出し、ほぐしておく。
(3)帆立貝柱2玉、いか4切れ、芝海老4尾に塩・こしょう少々で下味をつけ、片栗粉少々をまぶしてさっとゆでる。食べやすいサイズに切ったアスパラガス1本とブロッコリー30gもゆでる。
(4)フライパンに油をひいてきのこ各種合わせて100gを炒め、スープ(下欄参照)300mlを入れて酒大さじ1、塩少々、オイスターソース小さじ1、こしょう少々を加える。あさりを入れ、ふたをして口が開くまで加熱する。(3)の魚介と野菜を入れ、水溶き片栗粉大さじ2~3でとろみをつける。仕上げに香りづけのごま油大さじ1を回し入れる。
(5)皿に(1)の麺を盛り、(4)のあんをかけていただく。
「きのこ風味のスープ」の材料(作りやすい量)と作り方(1)鶏ひき肉・豚ひき肉各200g、ねぎのぶつ切り20g、しょうがの薄切り10g、好みのきのこ合わせて200gと水1.2Lを鍋に入れて火にかけ、60度に温まったらひき肉をほぐす。
(2)弱火で静かに煮立たせ、あくを取りながら40分煮る。最後にキッチンペーパーを敷いたざるでこす。
密封容器に入れて冷蔵庫で1週間保存可。冷凍すればさらに長持ちする。
(次回へ続く。
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