木々の色が日を追うごとに色づきを増す深秋の一日、『家庭画報』2024年11月号の特集〔錦秋の京都を訪ねて〕でご紹介した内容を組み合わせた、読者限定の特別イベントを企画しました。
最初に、「菊乃井」が営む「無碍山房」の2階にて、庭の紅葉を愛でながら『源氏物語』の第7帖「紅葉賀」をテーマにした茶会に参加。席主を務めるのは梶 裕子さん。源氏物語にちなんだ新旧の茶道具を使った立礼席で、主菓子と薄茶をいただきます。
茶会後は、高台寺あたりを紅葉散策しながら徒歩で5分ほど移動し、菊乃井がこの夏に開いた新店「鮨 青」で、すしを主体としたおまかせコースを味わいます。カウンター内には菊乃井の3代目主人、村田吉弘さんが立ち、楽しいトークで場を盛り上げます。
春には桜、初夏には新緑と、四季折々に異なる表情を見せる無碍山房。手入れの行き届いた庭では、秋には楓の紅葉が見頃を迎える。
梶 裕子さんによる『源氏物語』の「紅葉賀」をテーマにした立礼茶会
立礼の茶席となるのは、源氏物語の屛風などが飾られた「無碍山房」の2階席。イベント開催日はこの空間を貸し切りに。
京都・新門前通にある「梶 古美術」が所蔵する、源氏物語の屛風や写本などを梶さんの解説付きで鑑賞します。立礼でいただく主菓子は「御菓子司 聚洸」のご主人、高家裕典さんが考案したものです(詳細は『家庭画報』2024年11月号90ページ~)。
村田吉弘さんのトークとともに味わう「鮨 青」の特別食事会
石塀小路の一角にある、風情ある一軒家を改装した「鮨 青」。
趣ある一軒家を改装して生まれた「鮨 青」では、村田さんが考える“すしの理想形”を追求したコースが楽しめます。現在は限られた人のみ予約できる形ですが、今回は家庭画報読者のため特別に席を用意いただきました(詳細は『家庭画報』2024年11月号100ページ~)。
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料理を盛る器や酒器などは村田吉弘さんが蒐集した北大路魯山人のものが主体。
秋の八寸から、虫籠を模した器の中にはキャラメリゼした栗、酒いりしたぎんなん。
魯山人の書の前で、「菊乃井」3代目主人の村田吉弘さん。当日の軽妙なトークもお楽しみに。
応募要項
●日時
2024年11月25日(月)
1回目10時~/2回目13時~
●会場
茶会:無碍山房 2階(京都市東山区鷲尾町524)
食事会:鮨 青(京都市東山区下河原町石塀小路)
●内容
無碍山房2階で梶 古美術による源氏物語「紅葉賀」をテーマにした立礼茶会。
終了後、徒歩で約5分移動し、「鮨 青」で特別食事会。
●募集人数
各回10名 計20名(応募者多数の場合は抽選)
●参加費
お一人様7万円(ドリンクは別料金。会場までの交通費等は含まれません)
●応募締め切り
2024年10月31日(木)
※アレルギー等がある方は事前にご申告ください。場合によっては対応しかねる場合がありますのでご了承ください。当イベントの問い合わせ家庭画報編集部
電話 03(3262)5117
(土曜・日曜・祝日を除く10時~17時)