〔特集〕美味しい! 家庭画報 秋のレシピブック 創刊より『家庭画報』では、四季折々の恵みや土地の食文化への敬意、大切な方と食卓を囲む豊かな時間を想い、料理レシピを発信してきました。秋の恵みを満喫する、もう一度作りたい名品レシピをお届けします。
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秋の食材の個性が際立つパスタは、おうちご飯がワンランクアップする洒落た味わい。お酒のお供にも、食事の最後を締めるひと皿にもぴったりです。
いちじくとさんまのスパゲッティ
焼きさんまにいちじくを合わせ、醬油の香りをプラス。和の素材とパスタを、バルサミコ酢とルッコラの風味で見事につないだひと皿です。
材料(2人分)・さんま 1尾(3枚おろしにする)
・いちじく 1個
・スパゲッティ 160g
・オリーブ油、バルサミコ酢、醬油、塩、ルッコラ 各適量
作り方(1)さんまは、皮目を下にしてフライパンで焼く。最初の1〜2分は強火で、その後中火にして焼き色がついたら取り出す。オリーブ油、バルサミコ酢、醬油各少々をたらす。
(2)いちじくは1.5cmの厚さにスライスする。スパゲッティは、1%濃度の塩水で袋の表示時間どおりにゆでて、水気をきり、オリーブ油と塩少々であえる。
(3)器にいちじくの葉などの緑をのせて(2)のスパゲッティを盛り、焼いたさんまをのせ、醬油少々をふる。(2)のいちじくと一口大にちぎったルッコラをのせる。
焼きれんこんと味噌のトマトソース
味噌を隠し味に使ったしみじみとした味わい。火を通すと出てくるれんこんのとろみを生かしたトマトソースのショートパスタです。
材料(2人分)・れんこん 中サイズ1個
・ホールトマト(水煮缶) 100g
・トマト 1/2個
・味噌(あれば八丁味噌) 10g
・フジッリ 90g
・オリーブ油、塩 各適量
・パルミジャーノ レッジャーノ、イタリアンパセリ 各適宜
作り方(1)れんこんは洗って、皮つきのまま薄くスライスする。フライパンにオリーブ油をひいて熱し、両面をこんがりと焼いたら取り出す。
(2)鍋にオリーブ油大さじ1、裏ごししたホールトマト、皮をむいて1cm角に刻んだトマトを入れて加熱し、煮詰まったら塩少々をふる。全体を混ぜてオイルとトマトソースが乳化したら、味噌を加えてさらに混ぜ合わせる。
(3)フジッリは、1パーセント濃度の塩水で袋の表示時間どおりにゆでて、水気をきる。
(4)(2)のソースに(1)と(3)を加えて全体をからませる。器に盛って、お好みですりおろしたパルミジャーノ レッジャーノをふり、イタリアンパセリをのせる。
(次回へ続く。
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