〔特集〕美味しい! 家庭画報 秋のレシピブック 創刊より『家庭画報』では、四季折々の恵みや土地の食文化への敬意、大切な方と食卓を囲む豊かな時間を想い、料理レシピを発信してきました。秋の恵みを満喫する、もう一度作りたい名品レシピをお届けします。
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秋の食材の個性が際立つパスタは、おうちご飯がワンランクアップする洒落た味わい。お酒のお供にも、食事の最後を締めるひと皿にもぴったりです。
栗とラクレットのリゾット エスプレッソの香り
栗の甘みとコーヒーの香りをアクセントにした洒落た味わいのリゾット。レトルトパックの玄米ご飯でも作れて重宝なレシピです。
材料(2人分)・栗(または甘栗) 6個
・ラクレットチーズ 20g
・玄米ご飯(堅めに炊く) 180〜200g
・昆布だし(またはブイヨン) 300ml
・コーヒー豆(粉末) 適量
・オリーブ油 大さじ1
・塩 適量
作り方
(1)栗は鬼皮と渋皮をむいて5〜6分塩ゆでし(甘栗は塩ゆで不要)、食べやすい大きさに切っておく。
(2)鍋に昆布だしとオリーブ油を入れて強火にかける。塩をひとつまみ入れてひと煮立ちしたら、玄米ご飯を加えてへらでほぐす。
(3)(2)に(1)の栗を加え、中火で水気をとばす。だしを吸った米が油をまとってつやが出てきたら火を止める。
(4)(3)にラクレットチーズ10gを入れてフライパンをあおりながら混ぜ合わせる。味見をして、足りなければ塩を加えて味をととのえる。
(5)全体にとろみが出たら器に盛りつける。1cm角くらいに刻んだ残りのラクレットチーズをのせ、コーヒー豆の粉末をかける。
干し柿とゴルゴンゾーラのファルファッレ
チーズと豆乳で作るソースにオレンジピールの香りをきかせ、最後にピスタチオをちらして。干し柿の甘み際立つパスタです。
材料(2人分)・干し柿 1個
・ゴルゴンゾーラ ドルチェ 20g
・オレンジピールの砂糖漬け(刻む) 小さじ1
・ピスタチオ(殻をむいて砕く) 大さじ1
・ファルファッレ 80g
・昆布だし 180ml
・オリーブ油 大さじ1
・豆乳 大さじ2
・塩 適量
作り方
(1)鍋にオリーブ油、昆布だし、オレンジピール(砂糖がまぶしてある場合は洗って使う)を入れて強火にかける。
(2)ファルファッレを1パーセント濃度の塩水で袋の表示時間どおりにゆでる。
(3)(1)の水分量が2/3程度に煮詰まったら弱火にして、豆乳と1cm角くらいに切ったゴルゴンゾーラを入れ、全体にとろみがつくよう鍋をゆすりながら混ぜる。味見をしながら塩で味をととのえる。塩味が強い場合は、豆乳かだしを加えて調整する。
(4)(3)に(2)のファルファッレを入れて、ソースをからませながら加熱する。
(5)器に(4)を盛り、食べやすい大きさに切った干し柿をのせてピスタチオをちらす。お好みで1cm角くらいに切ったゴルゴンゾーラ(分量外)を加えても。
(次回へ続く。
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