伯爵家は一流の競走馬ブリーダー
馬を語らずしてハイクレア城を語ることはできません。なぜならカナーヴォン一族は、一流の競走馬ブリーダーだからです。
現伯爵のお父様にあたる第7代伯爵は、19歳の時から馬の繁殖に情熱を燃やした方でした。彼とエリザベス女王は幼なじみで、成人してからも馬への情熱を共有しました。女王は1969年から競走馬の管理をすべて第7代伯爵に任されました。当時、ハイクレア城では60頭もの競走馬が飼育されていたそうです。
現伯爵のお父様である第7代伯爵は競走馬の育成に貢献。エリザベス女王が今もハイクレア城を特別に愛される理由は、馬を通して培ったカナーヴォン家との友情のためです。女王の馬のお墨付きがあるハイクレア城は、文字通り馬天国で、馬絡みのイベントや催し、会合などが頻繁に開かれます。
第7代目亡き後も、女王の競走馬は依然としてカナーヴォン家によってマネージされています。現在は第8代伯爵の弟と、妹の夫が中心となっています。