見た瞬間に「欲しい!」と思った、しなやかなオールレザーのトートバッグ。センターにスリットが入っているのですが、これはハンドルを肩にかけた時、脇下にしなやかにフィットするようにと施されたものだそう。あえてライニングをつけていない仕様なので、とても軽いのも魅力です。ユニセックスで使えるので、パートナーとシェアできるのもいいですね。旅はもちろんですが、普段からジムに行くときなどにも使えそう。スニーカーとストールを合わせた洗練のカジュアルスタイルは、ラグジュアリーなリゾートホテルでも一目置かれると思います。
ミラノの高級レザーブランド「セラピアン」。ウール素材のボストンバッグのセンターは、ナッパレザーを熟練職人が手作業で編みこむ「モザイコ」と呼ばれる技法で描いた模様があしらわれた贅沢なデザイン。ジェンダーや年齢に関係なく、長く楽しめるデザインだと思います。「モザイコ」編みの黒のトートバッグは、デイリー使いにも活躍。
ラグジュアリーなラゲッジと言えば「リモワ」。私自身も十数年前にミラノで購入した、シルバーのアルミ製のスーツケースを長年愛用しています。とにかく丈夫なのはもちろんですが、使い込んでキズがついたり、多少ヘコんだりしても、それが「味」になるのが魅力。一緒に旅を重ねるたびに、自分仕様にカスタマイズされていくような感覚が嬉しくて。
経年変化を楽しめるのは、もともとのデザインが優れているのと、上質であるからこそだと思います。すべてのラゲッジ(2022年7月25日以降の購入品に限る)に生涯保証がついているので、修理しながら大切に使っていけるのもいいですね。高性能ポリカーボネート製の「エッセンシャル」コレクションは、とても軽量で、カラーバリエーションが豊富なのが特徴。
こちらのミントグリーンは今季のシーズナルカラーで、ボディとハンドル部分がワントーンになっているのがお洒落です。内側は、フルジッパータイプのコンパートメントと、メッシュ性ラージジッパー付きポケットになっていて、機能性も万全。ハンドルにホールドできるトートバッグやトロリーと同素材のクロスボディバッグでコーディネートを楽しめるのもリモワならではです。
トラベルに活躍する大きなバッグはメンズ売場に置かれていることも多いので、私は必ずメンズのバッグ売場もチェックするようにしています。この秋は、新たなトラベル・バッグを携えて、心浮き立つ旅に出かけてみませんか?
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撮影/大見謝星斗 編集協力/湯澤実和子