顔が細く見える！40代のための「Vネック･Uネック服」の選び方

華奢さを印象づけるなら、手を効果的に使う

手首は、袖をまくったり袖丈にこだわったりして、なるべく「見せる」ようにしましょう。バングルや時計など、アクセサリーをあしらうとさらに華奢さが強調されます。

ファッション誌のモデルって、よく「腕まくり」をしていますよね。コート、ジャケット、ニットの袖をくしゅっと上げたり、袖を何回か折ったり。あれは、手首という一番細くなっている部分を見せることで、腕が長く細く見えるからなんです。

それと、ノースリーブを着る際に気になるのが「二の腕」ですね。


素敵だと思って買ったノースリーブを実際に着てみたら、前から見ても横から見ても、なんだか太って見える……そんな経験はありませんか？

実は、ノースリーブは「袖ぐり（アームホール）の形状」で腕の見え方が変わります。

袖ぐりが大きくあいた服は要注意。腕の付け根が見えて、逞しく太く見えるだけでなく、脇の下のいわゆる“はみ乳”まで見えてしまう危険性があるのでおすすめしません。

ノースリーブで腕を細く見せたいなら、腕の付け根が見えにくいデザイン、つまり袖ぐりがコンパクトなものか、袖ぐりが縦長にとられていてあまり大きく開かないものを選びましょう。

スカートは安易な「膝丈」と「ミモレ丈」がキケン！

「下」を支える足首を上手に見せてスタイルアップするには、膝下や足首の「くびれ」を活用しましょう。

みなさん、ご自分の脚をよ～～く見てみてください。付け根からつま先までがまっすぐな人なんていませんよね？くびれたり太くなったりしているところがあるはずです。

くびれ部分から出ている足は実際より細く見えて、太い部分から見える足は実際より太く見えます。

膝丈の場合、膝頭の途中の丈を選んでいる人も多いのですが、それだと膝の太いところから脚がでるので脚は太く見えます。スカート丈は、膝頭は隠して膝下のくびれ丈のもの、とストイックに選んでくださいね。

また、人気のミモレ丈は、ふくらはぎの太いところから脚がでるので、基本的には脚は太く見えます。フレアーにしてスカートのボリュームを出すか、ハイヒールでぐっと持ち上げて膝下の長さを出すなどの工夫が必要です。

迷い世代のおしゃれルール：
「半端丈」はおしゃれもハンパになる！

細く見せるための鉄則は、「中途半端をやめること」。年齢を重ねるたら、おしゃれには「潔さ」が大事です。中途半端は似合わないと肝に銘じて、出すか隠すか。「目の錯覚」を利用して、賢くスタイルアップしましょうね。

次回は、実は洋服以上に大事な、下着選びについてお届けします。更新は5月21日予定。お楽しみに。