正しい使い方で疲れ知らずの「カラダ」になる 第3回 カラダが疲れやすくなり、体力の衰えを感じていませんか。その原因の多くは、加齢ではなく機能運動性の低下によるものです。カラダの正しい使い方を知ることで機能運動性を高めましょう。
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日常動作が「安定性を高める」エクササイズになる!
わざわざジムに通わなくても、正しい姿勢を意識し日常動作を行うだけで、おなかの筋肉が鍛えられ、安定性を高められます。
バッグを肩にかけて歩く
バッグを肩にかけて歩くとき、正しい姿勢を意識するだけでも安定性が向上し、疲れにくくなります。スキマ時間にバッグを使ったエクササイズもおすすめ。
おなかの力が抜けた状態でバッグを肩にかけると、カラダが傾き、肩と腰に負担がかかる。
基本となる「
正しい姿勢」のポジションを取り、おなかに力を入れてバッグを肩にかけるとカラダが傾かない。
バッグを使ったエクササイズ【1】
(1)「正しい姿勢」のポジションを取り、斜め前に腕を伸ばして荷物の入ったバッグを持つ。
(2)腕を伸ばしたまま、バッグをゆっくりカラダの前まで動かしたら、元の位置までゆっくり戻す。この動きを「疲れた」と感じるまで繰り返す。これを1セットとし、片腕3セットずつ行う。
バッグを使ったエクササイズ【2】
(1)「正しい姿勢」のポジションを取り、カラダの前で荷物の入ったバッグを両手で持つ。
(2)バッグをゆっくりカラダから腕が伸びきる場所まで離したら、元の位置までゆっくり戻す。この動きを「疲れた」と感じるまで繰り返す。これを1セットとし3セット行う。
(次回へ続く。)
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