3月21日の春分の日を過ぎた頃に、例えば、幕末にやっと直参に取り立てられたが、肝心の幕府は滅びる寸前……みたいな、今まで散々我慢して築いてきた立場や、頑張って貯めてきた不動産価値など、長い伝統に沿って得てきた物が、徐々にか一気にか無意味化する現象が起きそうな気配を感じるはずです。もしかしたら少し前から薄々気づいていたことがいよいよリアルになってくるのかもしれません。
これは、悪いことの次には良いことが必ず起こるとか、歴史や流行は繰り返すとか、環境が安定していた頃のバイオリズムのようなものではなく、昨今の治安の悪さにもあるように環境そのものが根本から変わっていく初めての経験なはずです。
つまり、変化を受け止めてそれに順応していく方法を早急に考えないといけないという話です。