やってはいけない3つのNG習慣
「眠りの質は生活習慣からつくられます」と白濱先生はいいます。そこで、やってはいけない生活習慣を改めてご紹介します。睡眠メカニズムのどの部分に悪影響を与えるのか理解しましょう。
1.マインドワンダリング状態による不眠の原因!?
〔寝る前のスマホ〕
明るい光を浴びるとメラトニンの分泌が抑制されるため、スマートフォンの画面から放たれるブルーライトもよくありません。また、交感神経を刺激し、不眠の原因の一つであるマインドワンダリング状態になるのも、寝る前のスマホであると考えられています。
2.体内の熱がうまく放出されず、睡眠が浅くなる
〔就寝時の靴下〕
足が冷えると寝つきが悪いため靴下をはいたまま寝る人は少なくありません。しかし、ずっと温めると体内の熱がうまく放出されず、眠りが浅くなります。冷え性の人はぬるめのお風呂に浸かったりしょうが料理を食べたりするなど体の内部から温めましょう。
3.歯茎が刺激されると脳の神経活動が活性化する
〔寝る直前の歯磨き〕
歯茎が刺激されると脳の神経活動が活性化します。また、メラトニンの分泌に影響する可能性もあると考えられています。睡眠の質を低下させないよう歯磨きは就寝の1時間前にすませるのが理想的。反対に昼間の眠気を防ぎたいときは歯磨きをするのが効果的です。
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