遠藤さくらさん(乃木坂46)
自他共に認める “ひっこみ思案” な殻を破りたい一心で、乃木坂46の4期生となった遠藤さくらさん。
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乃木坂46・久保史緒里さんと遠藤さくらさんの艶やかな振袖姿をフォトギャラリーで見る>>同じ御所解き文様でも、遠藤さんがまとうのは清雅な白地。松や檜扇がリズミカルに舞う意匠が遠藤さんの可憐さを際立たせます。振袖/彩琳 帯/桝屋高尾(翠光) 小物一式/和小物さくら 髪飾り/かづら清老舗 履物/銀座ぜん屋本店
「やっぱり乃木坂46の活動が一番好き。その “すべて” を知っていただきたいです」
最新シングル「歩道橋」では、4度目の表題曲センターを務めます。
「この曲は希望に向かって背中を押してくれる歌です。人との距離感をはかることが不器用な私だからこそ、人生につまずき、悩んでいる人に優しく寄り添う気持ちで歌っています」と一語一語を確かめるように、丁寧に自身の気持ちと向き合い語ります。
そんな遠藤さんが何万人というファンの前でセンターを務めるとき、その重圧とどのように向き合っているのでしょうか。
「本番の直前までは泣きたいほど緊張します。でも、ステージではメンバーの好きな表情や輝きをたくさん発見できるので、ライブのお仕事はとっても幸せ。それが原動力かもしれません」
インタビューの締めくくりに2025年の抱負を尋ねると、「未来よりも、与えられた “今” を全力で頑張ることを来年も続けたい」と語り、真剣な “今” を積み重ねることが何かに繋がると信じているそうです。
真っ新な白い振袖をキャンバスに、遠藤さんの胸に秘めた未来が、雲取りの文様の間から輝きを放つようでした。
遠藤さくら(えんどう・さくら)2001年愛知県出まれ。「乃木坂46」の4期生。2020年からファッション誌『non-no』専属モデルを務めるほか、NHK連続テレビ小説『らんまん』やFODオリジナルドラマ『トラックガール』で女優として様々な役に挑戦。2023年には写真集『可憐』(集英社)を発売。
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