日本の聖地を訪ねて 神聖なる力や自然の美しさを感じられる聖地を数秘研究家のともこさんが訪ねます。新時代の開運の縁となりますように。
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ともこ(磨雲木)
数秘研究家・コラムニスト。数秘の智慧を生活に生かし、しなやかで心地よい暮らしを送るヒントを伝えている。前作の続編『もっと! 誕生日が教えてくれる本当のあなた』(世界文化社)が好評発売中。
東北の聖地巡り
秋田・三陸復興国立公園
秋田県男鹿半島から始まり三陸海岸へ。秋田・岩手・宮城を巡る旅は、人々の温かさと、自然の再生エネルギー、そして「祈り」の尊さに触れるものでした。
真山神社の御神木。樹齢1100年余りの木は、慈覚大師の手植えといわれる。
男鹿半島といえば、ナマハゲの里として有名ですが、男鹿真山伝承館をはじめ、「なまはげ柴灯(せど)まつり」が行われる真山神社や、ナマハゲの起源となった赤神神社五社堂を訪ねることで、より深くその歴史を知ることができます。
また白神山地や鳥海山を遠望できる寒風山は、360度の風景を楽しめる「眺望・世界三景」。一度は訪れたい日本の絶景の聖地です。
社殿のまわりを池が囲む全国的にも珍しい造りの唐松山天日宮。杉並木の参道は荘厳な雰囲気。
東奥三大霊場の一つ、金華山黄金山(きんかさんこがねやま)神社。開運の神として信仰を集める。
「女一代の守り神さま」として大仙市屈指のパワースポット・唐松神社や日本で最も深い湖・田沢湖を訪れたあと岩手県雫石町から盛岡市へ入っていきました。
龍泉洞。洞内に棲むコウモリとともに国の天然記念物に指定されている。現在も調査が継続中で未知の部分もまだまだ多い。
連載で度々紹介してきた日本の美しい青の世界。今回は日本三大鍾乳洞「龍泉洞」(岩泉町)で、目の覚めるようなドラゴンブルーに出会いました。神秘的な地底湖は、地球が水の惑星であることを思い出させる、母なる色でした。
本州最東端の地、重茂(おもえ)半島の魹ヶ崎(とどがさき)。
終盤は、リアス海岸の絶景が広がる三陸海岸エリアへ。震災と復興の記憶が刻まれた大地の姿、親潮と黒潮が出会う海の恵み……。前へ歩んできた逞しい力を感じました。陸前高田市で太陽に照らされた「奇跡の一本松」の姿を眺めたあと、足は海が見える階段へと向かい、夢中で駆け上がっていました。目にしたその景色を、一生忘れることはないでしょう。
生きとし生けるものが生み出す、美しき聖地がありました。
連載題字&龍翔鳳舞/宮崎県日向市・大御神社 禰宜 新名昭彦
龍のように力強く飛翔し、鳳凰のように華麗に舞うという発展を祈る意味。家内安全、無病息災、社運隆盛など、皆様の運気が上がり、健康でありますようにとの願いを「龍翔鳳舞(りゅうしょうほうぶ)」の文字に込めて。
取材裏話を音声でお楽しみください!誌面ではご紹介しきれなかった情報や、取材時の裏話をともこ先生にうかがいました。
取材裏話はこちらからご視聴いただけます>>