心を目覚めさせる「らくらく瞑想」
心や脳に疲れを感じたら、いつでもできる瞑想です。ポイントは観察することです。回数や時間は関係なく、調ったと感じるまでやってみましょう。
1.歩行瞑想
歩数や歩幅は関係なく、足の裏に意識を向け観察します。足の裏が床についたり、離れたりする感覚を4つのステップで感じます。一連の動作をできるところまで繰り返しましょう。
(1)かかとが上がる (2)つま先が上がる(3)空中を足が移動する(4)足が着地する2.呼吸を観る瞑想
呼吸法は関係なく、鼻から息が出入りする様子を観察します。一息入れるごとに、心の疲れが解消されます。
(1)両足を少し開け、椅子に座ります。頭の上から1本の糸で吊られているイメージで軽く背筋を伸ばし、3回大きく深呼吸します。
(2)呼吸をコントロールせず、自然に鼻呼吸を続け、無理なくできるところまで繰り返します。
心の疲れのサイン チェックリスト
●睡眠に不満がある
●不安なことが頭の中をぐるぐる巡る
●よくないことばかりに目がいく
●ちょっとしたことで腹が立つ
●文句を言いたくなる
●人に冷たく当たられている気がする
●朝からだるい
●喉がチクチクする
●頭が重たい
●検査しても問題ないが、なんだか不調
●やる気が起きない
●集中力が足りない
●〜のはず、〜に違いないと考えがち
●でも〜、だって〜、どうせ〜が口癖
●私には関係ないと考えがち
●私なんか、と遠慮してしまう
●自分をごまかすことがある
●心がモヤモヤする感じ
●褒められたい
●関係ないと関心がなくなる
●何かあるたびに面倒だと感じる
●いつも倦怠感がある
●なんだかイラつく
●物事に白黒つけたがる
●スマホがないと落ち着かない など
ストレスを抱えていなくても心は疲れていきます。らくらく瞑想で少しずつリセットして癒やしていきましょう。
(次回へ続く。)
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