今回のシンポジウムでフォーカスするのは、今から約1万年前、山梨県と長野県を中心に発展した縄文文化。そういえば日本史の教科書に載っていたけれど、と思い出す方もいらっしゃると思います。実はこの縄文文化が今、“世界史を揺るがす”ほどのインパクトをもって再評価されています。
縄文文化は、山梨県と長野県を中心に発展。豊かな自然があるこの地で、自然への畏怖から発展した深い精神性をもつ人々が暮らしていたと考えられています。そんな彼らが生み出した縄文土器が、使いやすさとは別次元の、まるでモダンアートのような姿かたちをしているのはなぜなのでしょう?
シンポジウムには、一般社団法人縄文文化発信会議の顧問であり元文化庁長官で山梨県立美術館長の青柳正規さんと、同じく顧問であり元九州国立博物館長の三輪嘉六さんが登壇。お二人の基調講演のほか、縄文文化を題材とした柳家わさびさんによる超古典落語、パネラーによるトークセッションなどが繰り広げられます。
1万年前、縄文人たちがいかに生き、絆を深め、社会を持続させながら、なぜアートのような土器を作り上げていったのか……。世界が驚く日本の「縄文文化」を知るシンポジウムに、ぜひ参加してみませんか?
開催日時:2025年1月25日(土)13時~16時30分
会場:山梨県立文学館 講堂(山梨県甲府市貢川1-5-35)
入場料:1000円(当日受付にてお支払い)
主催:一般社団法人縄文文化発信会議
共催:山梨県、甲信縄文文化発信・活性化協議会、釈迦堂遺跡博物館
●お問い合わせ
一般社団法人縄文文化発信会議
電話:070-9012-1739