安原海晴選手(8区・2年)
仲良しで知られる安原太陽(現・花王陸上競技部所属)&海晴兄弟。箱根駅伝初出走の海晴選手が走ったのは8区。前回は弟から兄への給水でしたが、今回の給水ポイントには太陽選手の姿がありました。
——初の箱根駅伝、いかがでしたか?後半の遊行寺の坂はやっぱりきつかったです。
——お兄さんの太陽選手からの給水でしたね? どんな話をされましたか?「8区から10区まで自分たちの残り3区間で、復路優勝&復路新を狙えるぞ!」と兄にいわれて、だいぶ気合いが入りました。兄に給水してもらえたのは、自分の中でも大きかったです。その後に遊行寺の坂が待ち構えていたので、自分を鼓舞する意味でもいいタイミングで兄に給水してもらえて、ギアが上がりました。
——他の大会とは違いましたか?やはり、沿道での応援の規模が違いますよね。力になります。母が沿道で応援してくれていたのも、気がつきました(笑)。箱根駅伝で背負うものの大きさをあらためて感じました。
——来年はどこの区間を走りたいですか?往路で貢献したい気持ちもありますが、自分の適性的に復路の8区は合っていると今日かなり感じました。区間賞や区間新を狙うリベンジという意味でも、また走りたい気もします。遊行寺の坂を登ったあたりまでは自分も区間賞を狙える位置にいたのですが、それ以降の失速が区間賞を取った選手たちより大きかったので、その辺をしっかり強化してリベンジしていきたいです。