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『家庭画報』2025年2月号では「箱根駅伝 2025年、我がチームの主役たち」と題して、今季「三強」と称された
青山学院大学、
駒澤大学、國學院大學の選手や主務（マネージャーのトップ）、監督の思い、第101回大会の見所などを紹介しています。
本記事では、3大学の未公開写真と誌面に書ききれなかったこぼれ話、大会直後に選手たちから聞いた話をお届けします！
「箱根駅伝」フォト特集 vol.3 國學院大學編
貴重な「未公開写真」をフォトギャラリーで見る＞＞第3弾は総合3位に輝いた國學院大學です。5年ぶり2度目となる3位は大学史上最高順位ですが、総合優勝を本気で狙っていたチームにとっては悔しい結果。それでも、最後まで全員が気迫のこもった走りを見せ、6位だった往路の順位を3つ上げてのゴールには「三強」の意地と底力が感じられました。
今季絶好調だった國學院大學は、10月の出雲駅伝と11月の全日本大学駅伝を連続で制覇。全日本大学駅伝の優勝は大学史上初の快挙です。平林清澄主将（4年）を筆頭に力強い走りで襷を繋ぎ、ゴールで喜びを爆発させるチームは、他大学に「國學院が三冠を獲るんじゃないか」と思わせるだけの自信と勢いに満ちていました。
11月下旬、前田康弘監督に話を伺うと、「出雲と全日本の収穫はやはり優勝できたこと。いいところまでいくのと勝つのとでは全然違いますから。課題という課題は正直、今のところありません。ただ、箱根駅伝はまったく別物なので。自信が過信にならないよう、しっかり気を引き締めて、自分たちの力を出しきることだと思っています」と、いつもどおり、明快な言葉が返ってきました。
そのとき、前田監督の視線の先にあったのは、2つの優勝にも浮かれることなく、寒空の下、一心不乱に走り込む選手たち。箱根駅伝で優勝するため、誰よりもストイックに練習に取り組み、仲間を鼓舞する平林主将率いるチームに、自信が過信になる隙などないように思えました。
