日本の聖地を訪ねて 神聖なる力や自然の美しさを感じられる聖地を数秘研究家のともこさんが訪ねます。新時代の開運の縁となりますように。
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ともこ(磨雲木)
数秘研究家・コラムニスト。数秘の智慧を生活に生かし、しなやかで心地よい暮らしを送るヒントを伝えている。前作の続編『もっと! 誕生日が教えてくれる本当のあなた』(世界文化社)が好評発売中。
琉球開闢(かいびゃく)伝説の聖地
浜比嘉島・久高島
琉球神話が残る島を巡る、聖地巡礼の旅。まず4つの島を結ぶ海中道路を渡り、浜比嘉島(はまひがじま)に向かいました。
島の周囲は約7キロですが、「神の島」と称されるほど、数多くのパワースポットがあります。車で浜比嘉大橋を渡り比嘉地区を走りだすと、海岸に浮かぶ小さな島「アマミチューの墓」が見えてきました。
浜比嘉島のアマミチューの墓。毎年正月に字比嘉のノロ(祝女)が中心となり、豊穣•無病息災•子孫繁昌を祈願する祭祀が行われる。

浜比嘉島の比嘉拝所。竜宮神が祀られている。
そして琉球を創生した女の神様アマミチュー(アマミキヨ)と男の神様シルミチュー(シネリキヨ)が暮らしていたとされる「シルミチュー霊場」は、鳥居をくぐり108段の階段を登った先にあり、子宝のご利益があるとされます。
浜比嘉島にあるシルミチュー霊場。
このときどこからともなく日本最大級の蝶・オオゴマダラが現れ、強い御神気を感じました。
近くにある兼久ビーチは、目の前に久場島ノ御嶽がある久場島があり、遺跡もあるとされる名ビーチです。
琉球開闢の祖アマミキヨが降臨、あるいは上陸した聖地とされる、久高島のハビャーン(カベール岬)。植物群は国指定天然記念物。
琉球・国造りの舞台となった久高島(くだかじま)は、島そのものがパワースポットといわれるほど神聖な島。ルールを守ると共に、お邪魔させていただく気持ちを常に持つことが大切です。
島生まれの方にガイドをお願いし、琉球王国時代、聞得大君(きこえおおきみ)と国王が来島する際に使われていた港「君泊」が見える集落への入口「大君口」に立ち寄り、ご挨拶をしてから島の聖域へ。青空が一転して途中からは雨模様に……。ガイドさんの「天の歓びの涙ですね」という言葉に、感謝の気持ちが溢れました。
漂着した五穀の種子が入った壺の中から、麦の種子を最初に蒔いた場所。
ニライカナイ(神の世界)から降り立ち島々を創ったとされる伝説の地には、原点回帰する美しき聖地がありました。
連載題字&龍翔鳳舞/宮崎県日向市・大御神社 禰宜 新名昭彦
龍のように力強く飛翔し、鳳凰のように華麗に舞うという発展を祈る意味。家内安全、無病息災、社運隆盛など、皆様の運気が上がり、健康でありますようにとの願いを「龍翔鳳舞(りゅうしょうほうぶ)」の文字に込めて。
取材裏話を音声でお楽しみください!誌面ではご紹介しきれなかった情報や、取材時の裏話をともこ先生にうかがいました。
取材裏話はこちらからご視聴いただけます>>