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【第59回全国漆器展・林野庁長官賞】卓越したろくろの技が光る桜文様の入れ子の器

2025.03.18

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春のアフタヌーンティーに並べて、重ねて、自在に使う

形も模様も統一感があるため、使い方は自由自在。大皿にサンドイッチや生ハム、チーズなどを盛り、小さな器は取り皿に。杢目の魅力が料理を引き立ててくれる。

形も模様も統一感があるため、使い方は自由自在。大皿にサンドイッチや生ハム、チーズなどを盛り、小さな器は取り皿に。杢目の魅力が料理を引き立ててくれる。

一番大きな皿は、直径40センチ近くもあり、最小の皿は9センチという愛らしさ。しかも薄く挽かれた皿10枚には丸みがついていて、スタッキングすると、あたかも桜の大木のごとき存在感を放ちます。日本一の挽物木地産地、山中ならではの、ろくろ挽きの比類なき技に驚嘆します。

10枚には、それぞれに桜花がただ一輪、皿いっぱいに花開いています。「摺り漆でサンドブラストの技法を一度やりたかった」と代表取締役社長の中出克人さん。砂状の研磨剤を吹きつけて表面を削るサンドブラストは、ガラス彫刻などに用いられる技法で、山中でただ一人の職人にその仕事を依頼。木地には栓せんを用い、杢目の柔らかいところに砂が入って研ぎ出すと、彫りの深い美しい木の表情が印象的な器となりました。

テーブルに並べてご招待客をびっくりさせたくなる華やかな器です。


卓越したろくろの技が光る桜文様の入れ子の器──中出漆器店(山中漆器)

盛器 さくら十変化盛器 さくら十変化
大きな器のため原木から横木で取ることで、杢目の美しさを表現することができた。桜の部分にはマスキングをしてサンドブラストをかけ、赤の摺り漆で仕上げた。

最小:径9×高さ2.2センチ~最大:径36.3×高さ4.9センチ
22万円
石川県加賀市別所町漆器団地9-1
TEL:0761(77)2036

手作りの品のため、サイズや色、形、仕上がりなどが、写真や説明と異なる場合があります。 撮影/本誌・坂本正行、武蔵俊介(233ページ)スタイリング/佐藤由美子 料理/大森雄哉〈ohmori〉取材・文/片柳草生 取材協力/日本漆器協同組合連合会

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