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この春は、グッチ100パーセント!? ブランドを象徴するアイテムが豊作です【迷い世代の服選び】

2025.03.17

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シャツ33万円、バッグ「グッチ バンブー 1947」(横21×縦15×マチ7㎝)69万3000円、シューズ「ヨルダーン」15万2900円/以上すべてグッチ(グッチ クライアントサービス)

連載「迷い世代の服選び」スタイリストのおおさわ千春さんが、「何を着たらいいのかわからない」と悩みがちな“迷い世代”の大人に向けて、おすすめのファッションアイテムをご紹介する連載。今回は、時代を超えて活躍するグッチのアイコニックなアイテムの数々をご紹介します。連載一覧はこちら>>

タイムレスな魅力を湛える、グッチのアイコン

モード界を牽引するブランドとして揺るぎない地位を築いているグッチ。迷い世代の方なら、何かしらグッチのアイテムを持っている方がほとんどではないでしょうか? かくいう私も、高校生の頃からグッチに憧れ、今までに数えきれないほどのアイテムを愛用してきました。

私が特に好きなのは、70年代頃までのデザイン。ここ最近のグッチは、アーカイブを紐解きながら、未来に向けて再構築したクリエイションが数多く発表され、「私が大好きなグッチの世界が戻ってきたわ!」と感激していました。

その中でも、「バンブーバッグ」と「ホースビット」は、歴史を継承しつつ、モダンに進化していくアイコンとして形を変えながらもさまざまなアイテムに取り入れられていて、私もまたグッチを持ちたい気分が高まっています。今回は、今季のコレクションを中心に、私が昔から愛してやまないグッチのアイコンたちをご紹介していきたいと思います。

永遠に色褪せない魅力を放つ「バンブー バッグ」

1:バッグ(横21×縦15×マチ7㎝)74万8000円、2:(横21×縦15×マチ7㎝)74万8000円、3:(横26.6×縦13×マチ8㎝)71万5000円、4:(横12×縦8.5×マチ4.5㎝)59万4000円/以上すべてグッチ(グッチ クライアントサービス)

1:バッグ「グッチ バンブー 1947」(横21×縦15×マチ7㎝)74万8000円、2:「グッチ バンブー 1947」(横21×縦15×マチ7㎝)74万8000円、3:「グッチ バンブー ディーバ」(横26.6×縦13×マチ8㎝)71万5000円、4:「グッチ バンブー ナイト」(横12×縦8.5×マチ4.5㎝)59万4000円、スカーフ(90×90cm)7万5900円/以上すべてグッチ(グッチ クライアントサービス)

「バンブーバッグ」が最初に作られたのは1947年のこと。以来、時代に合わせて進化しながら、数多くのコレクションを発表してきました。

2の「グッチ バンブー 1947」は、ハンドルとバッグの間のハードウェアの仕様以外、誕生した当時とほぼ同じだそう。今なお色褪せぬデザインに、完成度の高さが窺えます。特徴である半円形のバンブーハンドルは、竹の根の部分を炎で熱して柔らかくしてから職人が手で形を整え、ラッカーを塗り重ねて焼き上げることで艶やかなゴールデンブラウンを表現。バッグ本体の前後には蛇腹のコンパートメントを備えた、高い機能性も魅力です。

1の「グッチ バンブー 1947」は、レザー表現したバンブー風のハンドルがトーン・オン・トーンでモダンです。3の「グッチ バンブー ディーバ」は、ポリッシュドレザーのラムスキンに、横長のシェイプ、クリアのレジンにブラスを施したハンドルとクロージャーの仕様など、伝統とコンテンポラリーが融合したジュエリーライクなデザインが特徴。4の「グッチ バンブー ナイト」は、取り外し可能な丸形ハンドルが新鮮。チェーンストラップが付いており、アクセサリーのように楽しむこともできます。

洗練されたライフスタイルを示唆するユニセックスな「ホースビット」

1:バッグ(横00×縦00×マチ00㎝)46万2000円、2:バッグ(横18×縦25×マチ8㎝)51万7000円、3:ブーツ27万8300円、4:ローファー15万2900円/グッチ(グッチ クライアントサービス)

1:バッグ「グッチ ホースビット 1955」(横20×縦14.5×マチ5㎝)46万2000円、2:バッグ「グッチ ホースビット 1955」(横25×縦18×マチ8㎝)51万7000円、3:ブーツ27万8300円、4:ローファー「グッチ ホースビット 1953」15万2900円/以上すべてグッチ(グッチ クライアントサービス)

ひと目でグッチだとわかる「ホースビット」には、自分の価値を引き上げてくれるパワーがあるように思います。私自身、このモチーフがついた靴を何足か愛用していますが、さりげなく知的なムードが漂い、スタイルに自信が持てるところが気に入っています。

4の「グッチ ホースビット 1953」ローファーは、1953年にグッチが初めて発表したシューズであり、世代もジェンダーも超えて愛される真のシグネチャーアイテム。

3は、ローファーにストレッチレザーを組み合わせたブーツで、どこまでも歩いていけそうなほど快適な履き心地。1・2の「グッチ ホースビット 1955」バッグのフォルムやデザインは、時代と共に進化しており、現在の長方形のデザインは、アーカイブデザインを再解釈したもの。キレイ目にもカジュアルにも映え、デイリーな装いをさりげなく底上げしてくれる名品バッグだと思います。

オールシーズン着回せる万能色「グッチ ロッソ アンコーラ」

シャツ33万円、ネックレス37万4000円、パンツ25万3000円、バッグ(横21×縦21×マチ7㎝)69万3000円、シューズ15万2900円、グローブ11万5500円、ブレスレット14万8500円、ベルト5万9400円/以上すべてグッチ(グッチ クライアントサービス) 

シャツ33万円、チョーカー37万4000円、パンツ25万3000円、バッグ「グッチ バンブー 1947」(横21×縦15×マチ7㎝)69万3000円、シューズ「ヨルダーン」15万2900円、グローブ11万5500円、ブレスレット14万8500円、ベルト5万9400円/以上すべてグッチ(グッチ クライアントサービス) 

深いレッドカラーである「グッチ ロッソ アンコーラ」は、私も大好きなカラー。今回は、ホワイトの小物を合わせて、春らしい軽やかさを出しました。秋になったら、ダークな色の小物をコーディネートすればまた違う印象に。実はオールシーズン活躍する万能色だと思います。

いかがでしたか? リアルに欲しいと思うアイテムがたくさんあったのではないでしょうか? グッチのシグネチャーアイテムは、どれも長く愛せるものばかり。慈しみながら使って、いつか「自分自身のアイコン」になったら素敵ですね。

●お問い合わせ
グッチ(グッチ クライアントサービス)
電話:0120-99-2177


おおさわ千春/Chiharu Osawa
スタイリスト。雑誌のほか、映画の衣装デザインや女優のスタイリングなどを幅広く手掛ける。着る人に合わせた的確なスタイリングやアドバイスは、多くの女優からも信頼を得ている。「迷い世代の服選び」記事一覧>>

撮影/大見謝星斗 編集協力/湯澤実和子

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