この春、心まで軽やかなヘアに 第3回 成熟世代は、社会的な立場や髪質の変化などを理由にスタイルに制約がかかりがちですが、それを解き放つのがプロの技。新しいヘアスタイルで心弾む毎日へ。輝く美しさと笑顔を手に入れた読者4名の方々の実例をぜひご覧ください。ヒントがたくさん詰まっています。
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萩野小青さん(航空会社勤務)
繊細な毛流れを顔まわりに集め生き生きと。アシメトリーの前下がりショート
Beforeうねりをカバーするために長さをキープ。30代からほとんど変わらないスタイル。
「私の髪質やくせを生かしたカットに感動。横から見たときの立体感も綺麗です」
Side
Back
Cut明るい雰囲気を際立たせる、360 度美しいフォルムのショート。
Colorカラーリングはせず、地毛の美しく自然な栗色を生かしています。
Stylingドライだけでふんわり。ワックスで前髪や毛先を整えて完成。
Arrange 
ウェットな質感のスタイリング剤を使い、動きのあるスタイルにチェンジ。前髪は横に流し、サイドや後ろは空気を含ませ仕上げます。毛先の遊びやところどころの束感で程よいラフさが生まれます。
Side 
コンパクトな丸みシルエットで全身のバランスも美しく
航空会社の総合職で富裕層向けの新規事業開発や社内コンテストの運営などを担当。2人のお嬢様の母親でもあり、公私ともに充実した毎日を送る萩野小青さん。髪は長年ロング一辺倒で、職場ではハーフアップが定番でした。「トップがペタンとしているうえ毛質がうねりやすく、生え際の強いくせも気になります」という萩野さんに、「LIfT」オーナーのBAMBI.さんはくせを生かし、かつ見た目のボリューム感を回復させるカットを提案。「髪の悩みとポジティブに向き合いましょう。スタイリングのストレスも少なくなりますよ」とアドバイス。
きものを着る機会も多い萩野さんへのおすすめは襟足を絞ったショートボブ。アシメトリーカットを施した、こなれ感のあるスタイルです。眉上に切った前髪もさりげないカールを加え、毛流れに沿ったカットで厚みを出すことで、生え際のくせもおさまりました。トップにボリュームを出す隠し包丁的に入れた短い毛や、襟足を華奢に見せるジグザグカットなど、細部に技が宿ります。「人生初のショート。私の髪を生かすカットに背中を押してもらえました。新しい自分に出会えて、お洒落がもっと楽しくなりそうです」。
家族の定年祝いで南の島へ 
お父様の定年を記念して3世代でモルディブへ。パイロットのご主人とは旅行と美食巡りが共通の趣味。
SalonData 
BAMBI.さん
卓越したカット技術で似合うベストバランスを実現
髪質や個性を最大限に生かすカットに重きを置き、最適解を提供するBAMBI.さんのサロンには全国からお客様が足を運びます。健やかな頭皮を育て髪質改善効果も高いヘナカラーの提案も成熟世代に人気。
LIfT リフト東京都港区南青山6-2-2 2階
info@lift-hair.jp
※読者先着4名様の新規予約を受け付けます。詳細はメールでお問い合わせください。
(営)10時~18時30分(最終受け付け)
(休)月曜(不定休あり)
(料)カット1万1000円(BAMBI.さん指名) ヘナカラー(初回)1万2100円
(次回へ続く。)