福岡県柳川市にある国指定名勝の料亭旅館、〈柳川藩主⽴花邸 御花〉にて、北欧を代表する家具ブランド、フリッツ・ハンセンのプロダクトを展開する特別展示『FRITZ HANSEN EXHIBITION in 御花』が、2025年2月8日~25日に開催されました(共同開催:fremitiden〈フラムティーデン〉)。
100畳の広さを誇る大広間にディスプレイされた、フリッツ・ハンセンの名作チェア。日本の歴史的建造物と北欧のモダンが見事に融合した、素晴らしい景色となりました。〈エッグチェア〉をはじめとする、大広間に配されたすべてのチェアには、思いのままに自由に座ることができるという贅沢さ。
明治時代に迎賓館として建てられた西洋館の2階にはセブンチェアが一堂に。まさに圧巻の景色。©fremitiden
西洋館2階には洋館とモダンチェアが融合した空間が広がる。©fremitiden

西洋館1階にはエッグチェアの製造過程の模型を展示。
また西洋館では、整然と並べられたカラフルなセブンチェアを見ることができたり、めったに見られない名作チェアの製作過程や工具類の展示があったりと、見所満載の内容でした。
〈御花〉を彩る柳川伝承の吊るし飾り“さげもん”とセブンチェア。©fremitiden
そして、期間中に〈御花〉に宿泊をすれば、一般の開場時間(10時~16時)以外も、早朝6時から夜11時まで、大広間や西洋館でフリッツ・ハンセンの展示を好きなだけ堪能し、体験できるという嬉しい特典も付いていました。
〈御花〉の外観。風格のある門構えの先には西洋館が見える。©fremitiden

〈御花〉敷地内には、美しい日本庭園「松濤園」も。庭園も含む敷地全体が国の名勝に指定されている。
今回の会場となった〈御花〉は、日本で唯一の「泊まれる国指定名勝」。旧柳川藩の藩主を代々務めた立花家が、約400年もの間、大名文化を守り続けてきたもので、今年、1月に敷地内の宿泊棟(松濤館)を改修しリニューアルオープンしました。
1室しかない特別室「黒松」は〈フリッツ・ハンセンスイート〉に。

〈フリッツ・ハンセンスイート〉に配されたグランプリチェア。
そして〈御花〉では、『FRITZ HANSEN EXHIBITION in 御花』開催期間限定で、1室しかない特別室「黒松」を〈フリッツ・ハンセンスイート〉に模様替え。すべての家具をフリッツ・ハンセンで揃えた、まさに夢のような空間を実現させたのです。
フリッツ・ハンセンhttps://www.fritzhansen.com/ja/柳川藩主立花邸 御花福岡県柳川市新外町1
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