多美保さんは、京都のアンティーク店「ギャルリー田澤」で見つけたアクリルマットを愛用。ホームセンターなどで扱われているアクリル板をカット・加工してもらい、自分好みのサイズに作り、代用することもできる。Tips2
アクリルマットで白いクロスもデイリー使いに
朝食のために多美保さんが窓辺の丸テーブルに広げた白いテーブルクロスには、ミモザの花が刺繍されています。
クロスも食器も白というシンプルな色彩の世界に、個性的なデザインのエッグスタンドというリズミカルなアイテムを加えるのが、コーディネートのポイントとなっています。
白いテーブルクロスも、多美保さんは透明なアクリルマットを敷くことで日常づかいに。
「透明なアクリルマット一枚あると、汚すことを気にせず淡い色のクロスを使ったセッティングを楽しめます。クロスの色柄やコーディネートを邪魔しないので、とっても重宝しますよ」
スペインの磁器ブランド「リヤドロ」製のキャンドルスタンドを花器として使った。Tips3
小さな季節の花あしらいを添えて
この日、テーブルクロスの刺繍柄に呼応するように、卓上には小さな花器にミモザの花が生けられていました。西欧の国においては、ミモザは春の訪れを告げる花。鮮やかな黄色は、イースターのシンボルカラーでもあります。
「ほんのひと枝、ふた枝でもいいんです。季節の花を添えてみてください。生き生きとした雰囲気をもたらしてくれるはずです」
花は、人の心を優しく穏やかにしてくれるもの。朝の光の中で、窓の外に訪れる小鳥たちのさえずりに耳を傾けながら、季節の花を眺めてゆっくりと過ごす朝のひとときが、きっと一日の活力を与えてくれるはずです。