赤ちゃん役のオファーに、「どうした? 何があったんだ!?」
舞台、映画、ドラマ、バラエティ、CM……。ジャンルを問わず、様々な場に引っ張りだこの俳優・ムロツヨシさん。大活躍中のムロさんにも、経験したことのないものがありました。それが吹き替え。「ナレーションはやったことがありますが、お芝居としての声のお仕事はやったことがなかった」というムロさんの初挑戦は、米劇場版アニメ『ボス・ベイビー』で果たされることに。
「やったことがないお仕事で、しかも主役でお話が来ましたので、“どうした? 何があった!?”と思ったんですよ。聞いてみたら、赤ちゃんの役です、と。さらに、“どうした? 何があったんだ!?”ですよね。そうしたら、赤ちゃんなのにおっさんなんですということで、やっとなるほどなと思いました」
ムロさんが吹き替えを担当したのは、タイトルにもなっているボス・ベイビー役。見た目は赤ちゃんなのに、中身はおっさん。兄のティム(声:芳根京子)の前では「俺がボスだ」と威張る小憎らしいベイビーです。