「天中殺」の解釈はいろいろ
四柱推命では、天中殺は「あって無きが如し」という意味。
算命学では、天中殺は「限定されない無限の気」つまりは、「自分の意に反して動く気」と解釈します。占術によって解釈が違いますよね。
ここで質問ですが、みなさんは何のために占いをしますか?本来はご自身がより幸せになるために、もっと開運しようと運勢を診てもらいますよね。その目的からすれば「天中殺が悪いことだ」と意識してはいけません。悪いように考えると、無意識が働き、その時点からあなたはどんどん悪いことに向って進むようになってしまうからです。これではまったくの本末転倒!
では、「天中殺」のときはどう過ごしたらいいのでしょうか?
天中殺の時期は誰にでもやってくるもの。「怖いから何もしない」ということではなく、この時期をご自身のステップアップのための反省・充電期間と考えてください。
今まで全力で走ってきた人ならパワーを70%~80%に落として、自分を見つめ直す余裕を持つとよいでしょう。または、過去を振り返り、反省すべき処は反省し、改めるべき処は改め、次に備える時期として過すとよいでしょう。つまり、新規ごとに奔走せず、ゆっくりのんびり力を温存すべき時期なのです。