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レシピ
煮汁はドレッシング。「分とく山」野﨑洋光さんのかれいのみぞれ煮

レシピ

煮汁はドレッシング。「分とく山」野﨑洋光さんのかれいのみぞれ煮

2017.09.21

Cookbook_Everyday_21 September

大根おろしと一緒に煮る「みぞれ煮」。大根には消化を助ける酵素であるジアスターゼやビタミン類などがたっぷり含まれていますし、おろすことによって現れるイソチオシアネートという成分が、食欲促進や免疫力アップに貢献してくれます。また、カレイも、低脂肪＆低カロリーで美容にいい食材。おいしくいただいて、健康にも美容にも効果抜群という、うれしい一皿です。魚は他の白身魚の切り身でもおいしく作れます。豚肉や鶏肉でもおいしいので、アレンジしてみてくださいね。『「分とく山」野﨑洋光のおいしい理由。和食のきほん、完全レシピ』より。

かれいのみぞれ煮　撮影：三木麻奈

「この料理は、いわゆる“揚げ煮”です。魚に小麦粉のころもをつけて揚げ、八割がた火を入れてから煮るので、煮加減はあまり神経質にならなくてもいい。味をからませるだけで大丈夫。この煮汁は、ドレッシングのようなもの。煮汁を大根おろしでつないで、素材に充分にからみやすくしているんです。このように煮る時間が短いので、煮汁にはだし汁を使います。煮汁に魚からの旨みが移らないので、だし汁を使うのです。さらに煮汁が大根おろしで薄まり、魚には煮汁の味がしみ込まないので、やや濃いめの味つけにします」(野﨑さん)。

【材料　2人分】
・かれいの切り身（25gのもの）　6切れ
・大根おろし（軽く水気を絞ったもの）　60g
・三つ葉（3cm長さに切る）　1/3束分
・煮汁 [一番だし　300cc／薄口しょうゆ、みりん　各30cc]
・薄力粉、揚げ油、七味唐辛子　各適量

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