【Cafe】
村上開新堂
伝統と今を融合させた空間で老舗の新味を
昨年3月にお目見えした明治40年創業の「村上開新堂」のカフェ。
日本の伝統的な意匠を残したモダンなデザインの空間。店の奥にあった築90年の日本建築をフローリングの空間にリノベートし、ミッドセンチュリーの北欧家具や地元の職人が手がけた器、錫のカウンターなどで軽やかさと温もりを演出しています。
店内からは庭が一望でき、和紙張りやレトロな個室、一人用の席なども用意されています。
メニューは焼き菓子のほか、カフェ限定のケーキがあり、スイーツセットはほうじ茶シフォンかフォンダン・ショコラから選べます。
ほうじ茶シフォンとフォンダン・ショコラ。上からダックワーズ、マドレーヌ。建物の魅力や伝統の味を守りながら、新しい“開新堂らしさ”を感じさせ、至福の時間が過ごせます。
お店の新しい味も誕生。銘菓「ロシアケーキ」の隣に並ぶマドレーヌやダックワーズなどの焼き菓子、プリンは30数年ぶりの新作とのこと。選ぶ楽しみがぐっと増えました。
村上開新堂
京都府京都市中京区寺町通二条上ル東側
電話 075-231-1058
10時~16時30分(入店、物販は~18時)
日曜・祝日・第3月曜休
スイーツセット1200円(税込み)
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西村晶子/Shoko Nishimura
関西在住ライター&コーディネーター
京都の老舗から新店まで、食を取り巻く文化などを独自の目線で取材。20数年、『家庭画報』の京都企画を担当し、さまざまな記事を執筆。