岸谷五朗さんと寺脇康文さんによる演劇ユニット「地球ゴージャス」の最新作が、4月9日に幕を開けます。豪華客船の事故で、色彩のない島に漂着した人々を描く『ZEROTOPIA(ゼロトピア)』。各人の隠された過去が露わになるにつれ、実は皆、何者かの企みでその島に集められたことがわかり……という物語です。出演のみならず、作・演出も手がける岸谷さんと、地球ゴージャス初参加の新田真剣佑さんに話を伺いました!
――稽古もいよいよ大詰めですね。イメージ通りに仕上がっていますか?
岸谷「すごくいい感じだと思います。やりたいことや、ちゃんと稽古しなきゃいけないことが多いので、毎度のことながら、時間は足りませんけどね(苦笑)。今回もいいキャストが集まってくれたので、カンパニーの雰囲気はとてもいいですよ」
新田「はい、すごく楽しい稽古場です。みんなでダンベルやぶら下がり健康器を持ち寄って、“筋トレ部”をつくったんですよ。稽古場通いが毎日本当に楽しみです」
岸谷「真剣佑が持ってきたダンベルが、ものすごく重いんですよ。立ち回りで重い剣を持つので、俺もちょっと鍛えようと思って持ったんだけど、ビクともしなかった。重りを2個外したよ(笑)」
新田「かなり重いですよ、あれは(笑)。お陰で僕、肩回りが大きくなっちゃって」
岸谷「そうそう、衣装がすでにパンパンで、衣装係さんがちょっとムッとしてた(笑)。でもまあ、真剣佑は今回いちばん立ち回りが多いから、やっておくに越したことはないよね。しかもガンガン踊るし、歌もあるし、恋愛要素もあって……」
新田「ふう(小さく溜め息)。頑張ります!」