牛乳で割ったドリンクのみならず、プリンやチョコレートなどのお菓子、そして香水まで、ほうじ茶は、今、新鮮なフレーバーとして人気急上昇中。そして何よりも体に嬉しいほうじ茶の楽しみ方と魅力をご紹介いたします。
“毎日こまめに”がポイント!
「“緑茶は味、ほうじ茶は香り”といいますが、ほうじ茶の立ち上る香気にはリラックス作用があるので、疲れたときにはゆっくり香りを楽しみながら飲むといいですね」と語るのは、科学的な薬効から文化的な背景まで、多方面からお茶を研究する“お茶博士”こと大森正司先生(大妻女子大学名誉教授。同「お茶大学」校長)。
「ほうじ茶は低カフェインですから、就寝前に飲んでも、眠れなくなったりトイレが近くなったりなどの心配がありません。また、ほうじ茶に含まれるカテキンには、吸着性や殺菌作用、強い抗酸化力がありますから、口臭や虫歯、風邪などの予防、老化の元凶・活性酸素を除去する働きも期待できます。ただし、一度にたくさん摂っても、必要な分以外は排泄されてしまいます。健康効果を得るには、毎日こまめに飲むことが大切です」
ほうじ茶には、いいこといっぱい!
1 就寝前にも安心して飲める
2 香りでほっとリラックス
3 口臭予防になる
4 カテキンがビタミンCの吸収をサポート