祝日の今日、「家で何を食べようかな~」と考えているなら、ナポリタンはいかがでしょう? というのも、本日「昭和の日」は、「ナポリタンの日」にも制定されているのだとか。ナポリタンが昭和生まれの日本の洋食であることから、この「昭和の日」にしたのだそうです。
そんな「昭和の味」に現代の味を加えたレシピを、洋食の名店「レストラン大宮」の大宮勝雄シェフに教えてもらいました。ケチャップ、ピーマン、タバスコが定番だった当時の味を再現しながら、甘みと酸味のバランスが抜群に進化したナポリタン。完熟トマトを軽く煮込んだだけの、にんにくと玉ねぎの風味漂うトマトソースに、ソテーしたパプリカを加えたシェフ特製「ナポリソース」は、オムライスやチキンライスにも使えますよ。ぜひ、お試しください。『本当においしく作れる 洋食』より。
「ナポリタンは記憶の味でなくてはいけません。かといって当時のままの味にしてしまうと、本物を知ってしまった私たちには、物足りなく感じてしまいますから、少しずつ今風の味にしました。ケチャップは少量、ピーマンの風味はパプリカで、タバスコはチョリソーの辛みで表現します。ソースはスパゲッティに吸わせ、しっかりからまった状態にしましょう」(大宮シェフ)。
【材料 2人分】
・スパゲッティ(1.6mm) 160g
・ソーセージ(チョリソー) 6本(140g)
・マッシュルーム 6個
・オリーブ油 大さじ1と1/2
・粉チーズ※、パセリ(みじん切り) 各適量
・塩、こしょう 各適量
■ナポリソース(2カップ分)
・パプリカ(赤、黄) 各1/2個
・にんにく(みじん切り) 1/2かけ分
・赤唐辛子(種を取る) 1本
・
トマトソース 1と1/2カップ
・ケチャップ 50g
・オリーブ油 大さじ1強
・塩 小さじ2/3
・こしょう 適量
※旨みの強いパルミジャーノチーズがおすすめ。