西野精治先生が実践する「黄金の睡眠」習慣
西野先生が愛用する寝具は「エアウィーヴ」のマットレスパッド。通気性がよく体温を下げる効果も高いと評価する。エアウィーヴシングル 6万4800円(税込み)TEL:0120-824-811強い眠気を感じたら、短時間でも寝ることが健康の秘訣
朝6時には出勤し、仕事を開始するという西野先生ですが、多忙を極めていても6時間の睡眠時間を確保しているといいます。
「年を取ると自然に睡眠時間は短くなりますが、それが当然と考えるのは間違いです。若いときは睡眠時間が足りなくても無理が利きますが、50代以降は疾患リスクが上がるため、しっかりとることが大事です」。
西野先生が心がけているのは、強い眠気に襲われたときは5分でもいいから寝ること。「これが私の健康維持の秘訣です」。
【50代から始める】アプリをうまく活用し自分の睡眠リズムを知る
「エアウィーヴ」ではグラフやチャートで睡眠の質を確認できるアプリを無料提供。App StoreとGoogle Playで入手可。西野先生によると、加齢とともに“黄金の睡眠”は得られにくくなるといいます。したがって「中高年の人ほど自分の睡眠リズムを把握し、睡眠の質に応じた対策をとることが大切です」と助言します。
この“睡眠の見える化”に活用したいのが「睡眠アプリ」です。アプリを起動したスマートフォンを枕元に置いて眠るだけで睡眠状態を計測してくれる手軽さ。この機会にぜひ使ってみませんか。
西野精治先生
スタンフォード大学医学部精神科教授。1980年代より過眠症「ナルコレプシー」の原因究明に取り組み、2000年に主たる発生機序を突き止める。2005年より同大学睡眠生体リズム研究所 所長。
撮影/Fumito Shibasaki〈Donna〉 小林廉宜 スタイリング/横瀬多美保(静物) 高橋尚美(静物) 取材・文/渡辺千鶴 「家庭画報」2018年5月号掲載。 この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。