半熟卵を和え衣に。アスパラガスは疲れを回復してくれます

明日からの連休を確保するために、今日は猛烈に仕事をしてクタクタ……。そんな方のために、本日も料理家・坂田阿希子さんの『和えるおかず』の中から手軽でおいしく、体力をアップしてくれるレシピをご紹介しましょう。

メインは、今が旬のアスパラガス。ビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷりの栄養満点の食材で、アスパラギン酸が入っていることでも有名ですね。これは、疲労回復やスタミナアップ、肝機能の向上など、体のバランスを整えるさまざまな効果が期待されるアミノ酸です。

本レシピでは、焼いたアスパラガスに、半熟卵を衣として和えるだけ。アスパラガスはこんがりと焼くとうまみが増し、それが濃厚な卵黄によく合うんです。塩とオリーブ油、黒こしょうをかければできあがり。1種類の野菜と卵を合わせるだけで、しっかりとしたおかずになりますよ。


【材料　2人分】
・グリーンアスパラガス　8本

・卵　2個

・オリーブオイル　大さじ2

・塩　小さじ1/3

・黒こしょう　適量

【作り方】
1：鍋に湯を沸かし、卵を入れて中火できっちり5分ゆでる。冷水にとって殻をむ く。

2：グリーンアスパラガスは根元の堅いところを切り落とし、皮が堅いようならところどころピーラーでむく。フライパンにオリーブオイル大さじ1を中火で熱し、アスパラガスを並べる。転がしながらこんがりとするまで焼き、取り出して3～4cm長さに切る。

3：2をボウルに入れて1のゆで卵を加え、塩とオリーブオイル大さじ1を加える。卵をざっくりとくずしながら和え、黒こしょうをふる。

肉に魚、そして野菜。それぞれのうまみや香り、食感を大切に和えることで、いつものおかずをとびきりおいしい一品に。和えものをこよなく愛する料理家・坂田阿希子さんが、独自の発想で提案する67のレシピ。和風だけでなく、洋風、エスニックに中華と味わいのバリエーションも豊富です。これまでにない、新鮮な組み合わせの和えものが満載。ぜひ和えものの楽しさ、新たなおいしさを体験してください。