【問題】
日本三大祭のひとつで、毎年7月に行われる京都の「祇園祭」。お祭りのハイライトである、7月17日と24日に行われる行事は何でしょうか?
「祇園祭」は八坂神社の祭礼で、その歴史の長さと豪華さ、1か月にわたる大規模な神事・行事が繰り広げられることで有名です。
およそ1100年前、神泉苑に日本全国の国の数にちなんで鉾66本を立て、祇園の神を祀り災厄の除去を祈る“祇園御霊会”を行ったのが始まりとされています。
その後、保元・平治の乱や応仁・文明の乱などで再三中断することはありましたが、京都の町衆の力で再興を重ね、京都の歴史とともに歩んできました。
鉾が今のような形となり、豪華な飾りをつけるようになったのは、桃山時代から江戸時代にかけて貿易が盛んになり、町衆階級が勃興して舶来のゴブラン織や西陣織などが競って用いられるようになったためです。
7月17日の前祭では23基の山鉾巡行と神幸祭が、7月24日の後祭の10基の山鉾巡行とそれに続く花傘巡行、還幸祭が行われます。
前祭・後祭とも山鉾巡行には
有料観覧席(観覧席売り切れの際はご容赦ください)を設けていますので、ゆっくり見たい方にお勧めです。
【答え】
33基の山鉾巡行。ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
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写真・取材協力/祇園祭山鉾連合会、京都市観光協会 文/磯 由利子