【問題】
ダイコンも花が咲きます。「ダイコンの花」はどちらでしょう。
畑で見かけるダイコンは、根が太くなってきたら、葉ごと引き抜いて収穫したら終わり。次の時期には新たに購入したタネをまいて栽培します。
でも、ダイコンだってアブラナ科の越年生植物。収穫せずにそのまましておけば、春には花茎が立ち上がってちゃんと花が咲きます。
咲くのは繊細な白い小花。そう、2がダイコンの花で、この写真はタネを収穫するためにハウス内で栽培されている練馬大根の花です。
しかしなぜかよく似た名前の花があり、それを野菜のダイコンの花と勘違いされている方も多いようです。
1はダイコンと同じくアブラナ科の「ハナダイコン」。ムラサキハナナ、諸葛菜(しょかっさい)とも呼ばれ、3月〜5月が花期。丈夫な性質でこぼれダネからよく増えるので、都会の線路沿いなどでも群生して咲く姿をよく見かけます。
また、バラ科の多年草の「ゲウム」という植物の和名は、何とも紛らわしい「ダイコンソウ」といいます。ややこしいですね。
【答え】2
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写真/横田秀樹 文/高梨さゆみ(フラワー&ガーデンエディター)