【問題】
「リラの花さく頃」という表現があるほど、フランスの人たちに親しまれている花木はどれでしょう?
「リラ」とはモクセイ科の「ライラック」のこと。3が正解で、花色は薄紫や白、濃いピンクもあります。
4月〜5月が花期で、花は香水の原料となるほど甘く優雅な香りがあります。 フランスでは「リラの花さく頃」という表現があり、気候がとてもよい季節であることを意味するのだそうです。
ライラックの花弁は4枚に裂けているのが普通ですが、ときどき5枚に裂けているものがあり、これは「ラッキーライラック」と呼ばれ、これを見つけると恋が叶うと言われています。
涼しい気候を好むため、日本では冷涼地で栽培され、北海道札幌市では市の花に指定されています。
ちなみに2はミモザとも呼ばれるギンヨウアカシアで、3月中旬〜下旬が花期。香りはありませんが、フランスでの人気は高く、特に南フランスで多く栽培されています。
1はゴマノハグサ科の低木のブッドレア。7月〜10月に咲く花穂(かすい)は甘い香りがし、蝶が好んで集まることからバタフライブッシュとも呼ばれています。
【答え】3
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写真/PIXTA(1と3)、横田秀樹(2) 文/高梨さゆみ(フラワー&ガーデンエディター)