【問題】
ミツバチが大好きな、おいしいハチミツが採れる花木はどれでしょう?
最近、個人やグループで養蜂を楽しむ人が増えていて、東京の銀座など都市部でも盛んに行われ、ちょっとしたブームになっています。
ちなみに銀座は皇居の庭や日比谷公園など、意外に緑が多く、蜜源植物には事欠かない環境なのだそうです。
さて、どれがハチミツの採れる花木でしょう?
1はトキワサンザシ。秋には真っ赤な実をたわわにつけ、ピラカンサの名前でも知られる花木です。
2はバラ科の低木、ヤマブキの八重咲き種。
そして3はトチノキ科の落葉高木のトチノキ。
ミツバチが大好きなのは3のトチノキの花です。
トチノキは日本の里山の代表的な落葉樹で、初夏にクリーム色の花穂(かすい)をつけます。 その花にはたっぷり蜜があり、花蜜の量の多さでは国内の蜜源植物の中でもトップクラス。味もよいことから蜜源の王とも言われています。
ミツバチもトチノキなら一度にたくさんの蜜が採取できるというわけです。
欧米にはマロニエと呼ばれる近縁種のセイヨウトチノキがありますが、これも蜜源植物です。
【答え】3
大人検定365とは?素敵な大人が知っておくべき常識、マナーをQ&A方式で毎日お伝えします!
ジャンルはパーティでの振る舞いから日常にある今更聞けない疑問まで。
日々の会話、コミュニケーションのヒントにもお役立てください!
#大人検定365 をもっと見る
今が見ごろのスポットは?
「花の名所」を見る
写真/横田秀樹(1と2)、PIXTA(3) 文/高梨さゆみ(フラワー&ガーデンエディター)