【問題】
イヤリングにはピアス式、ねじ式、バネ式がありますが、もっとも古くからあるのはどれでしょう。
(1)みんな同じ頃からある
(2)ピアス式が最も古い
(3)バネ式が最も古い
太古の昔から、イヤリングを用いる女性はすべて耳たぶに穴を開け、そこにイヤリングの一部を通して使いました。 その穴も今のように針金状の細いものだけでなく、直径数センチにも及ぶ大きなものもあります。いつの世にも、女性の美しくなりたいという願望には驚嘆せざるを得ません。
ねじ式は「スクリュー」とも呼ばれますが、これが登場するのは20世紀の初め頃、バネ式はそれよりも後ですから、歴史に残るイヤリングはすべてピアス式だと思っても間違いありません。
古代、ピアスも成人になってから開けるのではなく、10代の初め頃に開けるのが普通だったようで、さすがに複数をつけた例は見られませんが、ピアスを開けるのは常識だったようです。
【答え】2
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写真/PIXTA 文/山口 遼(宝石・宝飾史研究家)