ヨーロッパに行った折に入手し、ストックしている刺繍のハンカチ。Tips2
「その方のために」という思いが伝わる刺繍入りハンカチ
「ちょっとしたお礼など、気軽な感じで差し上げているんです」と、多美保さんが見せてくださったのは、ヨーロッパに行った時に見つけたという、イニシャルや星座が刺繍されているさらりと心地よい肌触りのリネンハンカチ。
イニシャル刺繍がされているのは小さなリネン専門店のもの。星座の方は「ポルトー」というフランスのリネンブランドの製品です。
「ハンカチのような手頃なものであっても、その方のイニシャルや星座が刺繍されていることで“その方のために”という思いが伝わって特別な嬉しさが生まれると思います」
白いリネンのハンカチは実用的なベーシックアイテムゆえ、もらった方にとって役立つ贈り物にもなるはずです。
京都の「松栄堂」とフィレンツェの「サンタ・マリア・ノヴェッラ」がコラボレートした4種の香りが楽しめるインチェンソ クアットロ エレメンティ。ホルダー(香立て)が付属しており、ギフトに向いている。Tips3
日常の中に至福の時間を紡ぐプレゼント
相手の性別を選ばずにさまざなシチュエーションに向き、多美保さんのプティギフトの定番になっているのがお香です。
「自分がもらって嬉しいものを、人にも差し上げたいと思っています。昔、アシスタントの女性から、お悔やみの品として一般的なお線香ではなくて、とても上質なお香をいただいたことがありました。その心遣いがとても嬉しかったんです。以来、私の中の贈り物リストの一つにお香が加わりました」
ハンドバッグの中に入れられるコンパクトな手土産としても重宝。使えばなくなる、いわゆる“消えもの”であるのも、贈りやすい理由です。
日常の中でささやかな至福の時間を楽しんでもらいたいという、多美保さんの心が伝わってくるセレクトです。