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ホームケア×クリニック施術が近道!若々しさを保つ美白の最新治療法

2018.05.14

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今こそ実感美白! 第2回(全6回)

集中連載「今こそ実感美白!」第2回では、銀座ケイスキンクリニックの慶田朋子先生に美白やシミ対策に欠かせない「ホームケア」の重要性と、その方法について伺いました。

「今こそ実感美白!」第1回はこちらから。

慶田朋子先生


慶田朋子先生
銀座ケイスキンクリニック 院長。美容と医術を融合させた「美医術」のもとにメスを入れずに効果的なエイジングケアを実現。最新の美白レーザー治療にも定評がある。

Q1:顔、背中、手の甲に濃いスポットシミや、もやもやがどんどん目立つようになってきました。


A:若いときに受けたダメージは、もとに戻せませんが、トラブルを解消することは可能です。


紫外線のダメージは私たちの体にとって深刻なものです。そのためメラニン色素を増やすことで紫外線を遮断して防ごうとしているのですが、たとえ窓ガラス越しの弱い日差しや短時間の外出でも、何年も繰り返し浴びると完全には防ぎきれず、ダメージが蓄積されていきます。

特に若い頃からリゾートへ出かけたりやアウトドアスポーツで日焼けを重ねてきた世代は、すでにかなりのダメージを抱えているでしょう。

以前はそれほど濃くなかったシミがだんだん目立ってきたというのは、残念ながらすでにそれだけのダメージをため込んでいる証拠です。それを全部ゼロに戻すことはできません。

ただ紫外線ダメージ自体は解消できないにしても、シミなどの日焼けトラブルは、適切な治療を行うことで見違えるほど明るくきれいにすることができます。

その際、まず紫外線防御を徹底することが大前提です。紫外線への抵抗力も低下しているし、近年、皮膚がんが増えているのも、長い人生で大量の紫外線を浴びてきた高齢者が増えたこととかかわりが深いと考えられています。

美容だけでなく健康のためにも、徹底して紫外線を避けてください。

Q2:レーザーや美白施術は、根深いシミには効かないと聞きました。


A:複数のシミやくすみが混在する。シニアの肌には複合的な治療が効果的です。


シミには、いわゆる日焼けによる日光性色素斑(老人性色素斑)や肝斑、部分的に盛り上がっている脂漏性角化症、虫刺されや摩擦刺激の炎症などでも起こる色素沈着や黒ずみ、そばかす、太田母斑など、いろいろな種類があります。

これまでに大量の紫外線を浴びてきた日焼け世代の多くのかたには、こうしたタイプのシミが複数混在しています。また、年齢とともにターンオーバーも遅れがちで、角質層が厚くなり、顔全体が暗くくすんできます。

そのため、気になるシミだけを解消すると、顔全体のくすみに対して、その部分が明るく目立つため、老人性白斑に見えたり、他のシミがよけい濃く目立つことになります。

シミの種類によってベストな治療法は異なりますし、複数のトラブルを改善するのには時間もかかりますが、日焼け世代のかたが美しい透明肌を希望されるなら、やはりトータルな治療をおすすめします。
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