【作り方】
1:だし汁をとる。鍋に水、昆布を入れて弱火にかけ、煮立つ寸前に昆布を取り出す。時間のあるときは、昆布を約2時間つけてから煮ると、より旨みが出る。
2:1の鍋を中火にし、かつお節を加える。このとき、かつお節がしっかり浸るように菜箸で押さえる。煮立ってきたら弱火にし、約3分煮て火を止め、そのままおく。
3:かつお節が沈んだら、万能こし器でこす。
4:なすは、水に約5分さらして水気をきる。なすは水に長時間つけすぎると、味がしみ込みにくくなるので、ご注意を。
5:鍋にだし汁3カップを煮立て、Aで調味する。
6:5に4のなす、エリンギを入れる。再び煮立ってきたら、ふたをして弱火で4~5分煮て、さらにぎょうざを並べて温まるまで煮る。
具を切って煮るだけの鍋料理は、とっても簡単。肉や魚にたっぷり野菜を組み合わせれば栄養バランスがよく、おかずと汁ものが合体しているから晩ごはんはこの1品でOKです。本書ではとくに、少ない食材で作る1~2人分レシピを中心に、48品の小鍋をご紹介。味つけも和・洋・中・エスニックとバリエーション豊かで、毎日作っても飽きません。新書サイズなのでかばんにすっぽり入って、電車の中で開きやすいのも特徴です。
大庭英子(著)
定価:本体1,100円+税