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甘夏の皮を器に。涼やかな「甘夏羹」は、おもてなしにぴったり

2018.05.19

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甘夏羹

撮影:櫻井めぐみ
爽やかな初夏の果物、甘夏。豊潤な果汁の甘みと滋味、かすかな皮のほろ苦さが魅力で、そのまま食べるのはもちろん、皮ごとマーマレードやジャムなどにも加工されます。本日は、この甘夏を使った、見た目も涼しい和菓子をお届けしましょう。

甘夏の皮を器に仕立て、中には果汁から作った甘夏羹を注ぎ入れます。寒天が完全に溶けてから砂糖を入れることと、寒天液は固まると下に沈むので、甘夏の器の口いっぱいまで注ぐことがポイント。冷蔵庫で冷やし固めたら美しく切り分けて器へ。来客へのおもてなしデザートにすれば、喜ばれること請け合いです。甘夏の時季は短いのでひとときの贅沢をどうぞ。『はじめて作る和菓子のいろは』より。

【材料 2個分】
・棒寒天※ 4g


・水 230cc

・グラニュー糖 50g

・甘夏 2個

・水飴 40g

※棒寒天はたっぷりの水に8時間以上つけておく。
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