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がんになった医療者の治療選択と向き合い方。診療放射線技師 林 祐樹さん 第3回(後編)

2018.05.18

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子どもの治療中に保護者が滞在できる施設が増えています


子どもが小児がんの治療で入院しているとき、保護者は病院の近くに滞在する必要が出てきます。

その費用はもちろん、滞在先を探したり、滞在先との間を何度も往復したり、兄弟姉妹を預けるかどうか悩んだりと、その負担は大きいのが実情です。

現在、保護者など家族が、場合によっては小児がん患者本人も一緒に滞在できる施設が大きい病院の近くなどに設けられるようになってきました。


企業のCSRとしての出資やNPO法人の運営など経営の形態はさまざまで、費用も無料あるいは少額などと違いがあります。

子どもが治療している間の保護者や家族の病院の近くでの滞在については小児がん拠点病院の相談支援センターやかかっている病院のソーシャルワーカーに相談してみるといいでしょう。

滞在施設を運営あるいは、滞在施設の情報を提供している主な団体


●認定特定非営利活動法人 ファミリーハウス
https://www.familyhouse.or.jp/

●公益財団法人 ドナルド・マクドナルド・ハウス・ チャリティーズ・ジャパン
http://www.dmhcj.or.jp

●公益財団法人 がんの子どもを守る会(のぞみ財団)
http://www.ccaj-found.or.jp

●日本ホスピタル・ホスピタリティ・ハウス・ネットワーク
http://www.jhhh.jp
取材・文/小島あゆみ 撮影/八田政玄
写真提供/林 祐樹さん(ギャラリー2枚目)

「家庭画報」2018年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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